第200話突破番外編 私達はこの超次元で…入れ替わってる!?�� ページ19
Aside
朝がやってきて、いつも通り起き上がる。
最近は練習にもしっかり身が入り、充実したイナズマジャパンライフ(？)を送れている。
そう。それは、嵐の前の静けさだったのだ。
「……ん？」
首元がスースーする。
心なしか頭部にも違和感がある。
ハッとして、体を見た。
「……胸が、ない」
ぽつりと呟いた声は、自分の声じゃない。
低い声。考えたくないけど、
恐る恐る鏡を見る。そして、絶句した。
「あ、明王っ!?」
鏡の中には、不動明王、その人がいた。
ドンドンドン。
『おい!!いるか!?起きろ!!』
物騒な程にドアを叩き、叫ぶ
まさか、と思うと同時に、私の体(いや、明王のか)は動いている。
ドアを開けると、そこには私がいた。
「……ねえ、まさかとは思うけど」
『ああ……多分、そのまさかだぜ』
彼女…否、彼は、眉に皺を寄せ、苦い顔になる。
恐らく今の私も、同じ顔をしているだろう。
「『明王と私／Aと俺が、入れ替わってる』」
『どうなってんだこれ!?』
「まさか�牋�徳のレガリア�瓩鮴犬蚤慮海垢觧�になるとはね……」
先程まで私が寝ていたベッドの上にドカッと座り、頭を抱える明王。
私も床に正座して、溜め息をついた。
なんか私が怒られてるみたいだな、とぼんやり考える。
『悪徳のレガリア？』
「あぁ、私の書いていた小説よ。もう完結してるけど」
『……それ、どんな話だ』
「何で急にそんな事……って」
言いかけて、はたと気付く。
ゾッとして顔を上げれば、額に冷や汗を浮かべて神妙な顔をしている明王と目が合った。
『ああ、そうだ。もしかしたら、その小説に沿っているのかも知れねえ』
「なんて事……」
『……おい、まさか』
口元を押さえ、俯く。
声が震える。恐らく、今の私の顔は真っ青だろう。
「……悪徳のレガリアは、優しい王様と極悪人の中身が入れ替わってしまう話。王となった極悪人は、本物の王様の言うことも聞かず、王ならば何でも許されると思い込んで沢山の悪事を働く。
軈て、不満を抱いた国民の起こした革命により、その極悪人は王として死んでしまうっていう、バッドエンドストーリー……」
『……』
第200話突破番外編 私達はこの超次元で…入れ替わってる!?�□�←祝！祝！！第200話 癪
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Vermut(プロフ) - みかんさん» 此方こそありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年7月17日 16時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
みかん - すみませんありがとうございますこれからも頑張ってください応援してます (2019年7月17日 10時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - みかんさん» ふおおっ……分かりました。メインでは出せないと思いますが、ご了承下さい！ (2019年7月17日 6時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あと先輩に対しては敬語を使う可愛い後輩という感じで (2019年7月17日 4時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - クールな感じで実は照れ屋さんで鬼道たちより年下で主人公の友達で鬼道に片思いしてる感じでお願いしますサッカーは経験者ですみませんなんか多くて更新頑張ってください (2019年7月17日 4時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2019年4月26日 17時
