第121話 俺達は ページ34
「不動の言う通りだ。美麻、下がっててくれ」
『！』
「……俺が行く」
「そこを退いてくれ！スタジアムに急がなくちゃ行けないんだ！」
「え〜？折角応援に来た友達を追い返すんスかせんぱぁ〜い？」
「唐須……てめえ何のつもりだ!!」
「今日大事な試合があるらしいじゃないっすか〜。言ったでしょ？��応援��に来たんスよ〜」
私の代わりに外に出てくれた円堂。
しかし、唐須と呼ばれた男の様子を見る限り、どうやら飛鷹と因縁があるみたいだ。
「何が応援だ。タチの悪い嫌がらせじゃねえか!!この…!!」
「お？良いんスか？折角の決勝戦、出場停止処分になっちゃいますよー？」
「なっ…！くそ……」
袖を捲り上げた綱海だけど、唐須の言葉に押し黙る。
どうしよ……このままじゃ試合が……！
「＿＿お別れです、皆さん」
「！飛鷹…？」
その場に凛とした声が響く。
それは何もかも覚悟したような、強い声。
「行ってくれキャプテン。俺がこいつらの相手をする」
「飛鷹……」
「元々は俺が招いた問題。こんな事で、みんなの夢を台無しにしたりなんて出来ねえ」
戸惑い気味に名前を呼ぶ円堂に、飛鷹が返した。
「へえ……やるんスか？」
「ああ」
……ダメよ、飛鷹。
貴方は、貴方はもう＿＿
『……ｯ』
「……(ﾌﾙﾌﾙ」
思わず立ち上がろうとして、隣にいた明王に手で制された。
そりゃ私が行ったら危ないっていうのも分かるけど、でも……！
「！」
「やめろ、飛鷹」
「大丈夫ですよ。こんな連中、俺一人で…!!」
「違う。お前も一緒に試合に出るんだ!!」
「『!!』」
飛鷹の肩を掴んで止めた円堂。
ハッとして、動きを止める。
「誰一人欠けちゃいけない……俺達は、全員でイナズマジャパンなんだ!!」
「(ﾊｯ」
『円堂……』
思わず隣を見た。
明王は知らん顔で足を組んでいる。
……もしかして、円堂が止める事、気付いてたのかな……。
Valentine's day番外編→←祝！第120話 胸のドキドキ
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Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» wwありがとう！！そうよね、不動絶対赤面してる！！(笑) <(_ _*)> ｱﾘｶﾞﾄｫ (2019年1月23日 20時) (
レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 『きゃ……！』とはなんだ『きゃ……！』とは！！かわいすぎるじゃないか！！普段クールな美麻ちゃんがそんな可愛いことをしたら不動がどうなると思ってるんだまったく！！素晴らしい！！← (2019年1月23日 18時) (レス) id: e3feac7888 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 奇凛さん» あああありがとうっ！！ (2019年1月11日 5時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
奇凛(プロフ) - なっなぜだ？なぜ通知がこなかったぁぁぁぁ見るのがものすごくおくれた。。。。気を取り直して、遅れたけど、続編おめでとう！ (2019年1月10日 20時) (レス) id: e605ff304b (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» 惜しい(笑) ここからあのシーンに入っていk((←ネタバレ ありがとおおおお(泣)頑張りますっ！！当日だから遅くないかもねwwメリークリスマス！(完全に遅い) (2018年12月26日 11時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2018年12月25日 17時
