第94話 バレた ページ3
Aside
『！』
そのままパフェを食べていたら、新たにお客さんが入ってきた。
その二人組を見て、叫びそうになる。
「どうしt((『しっ…！』……マジかよ」
不動の口を押さえつけ、顎で彼らを示す。
不動も気付いた様で、眉間に皺を寄せていた。
『……なんで円堂と冬花がここに……！』
何食わぬ顔で二つ前の席に座った二人は、今私が食べているサイズの二、三倍はありそうなアイスを注文。
何故こんな所に…何故円堂と冬花……。
「……どうするよ」
『二人は気付いてないみたいだし、二人が出て行くまで待っていた方が……やっぱりすぐに出ましょ』
「は？」
戸惑う不動。
私は横目で窓の外を見て、小さく溜息をついた。
そこには、木々に隠れたリカと塔子、だけではなく、壁山、栗松、風丸、緑川とイナズマジャパンのメンバーが複数名いる。
その様子を見て、何故二人がここに来たのか、それに今までの経緯まで何となく想像ついた。
『……リカにバレたら厄介だわ。気付かれない様に＿＿』
「……あ」
席を立ったその時。
偶然にも、塔子と目が合ってしまった。
そのまま数秒、見つめ合う。
「……!!?〜〜！」
『うっわぁ……』
塔子がハッと我に返り、リカに伝えている。
リカもこっちを見て、怪しげに微笑んだ。
「……バレちまったな」
『みたいね……』
顔を見合わせ、肩を竦める。
もうどうにでもなってしまえと言わんばかりの堂々たる態度で、私と不動は店を出た。
「……少しは気晴らしになったかよ」
『！……うん。ありがとう』
なんと、パフェとカフェオレ代は不動が受け持ってくれた。
悪いよ、と断ったのだけど、俺が連れてきたんだ、と何故か怒られたみたいに払われてしまった。
あの後、リカや話を聞きつけた春奈達に散々質問責めにされた。
私だけにしか聞いてこないのは、不動に対してまだ抵抗があるからだろう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
塔子の帽子
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» wwありがとう！！そうよね、不動絶対赤面してる！！(笑) <(_ _*)> ｱﾘｶﾞﾄｫ (2019年1月23日 20時) (
レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - 『きゃ……！』とはなんだ『きゃ……！』とは！！かわいすぎるじゃないか！！普段クールな美麻ちゃんがそんな可愛いことをしたら不動がどうなると思ってるんだまったく！！素晴らしい！！← (2019年1月23日 18時) (レス) id: e3feac7888 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 奇凛さん» あああありがとうっ！！ (2019年1月11日 5時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
奇凛(プロフ) - なっなぜだ？なぜ通知がこなかったぁぁぁぁ見るのがものすごくおくれた。。。。気を取り直して、遅れたけど、続編おめでとう！ (2019年1月10日 20時) (レス) id: e605ff304b (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - 蒼乃さん» 惜しい(笑) ここからあのシーンに入っていk((←ネタバレ ありがとおおおお(泣)頑張りますっ！！当日だから遅くないかもねwwメリークリスマス！(完全に遅い) (2018年12月26日 11時) (レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2018年12月25日 17時
