第29話 海の男達 ページ34
「彼らが、オーストラリア代表・ビッグウェイブスです」
「どんなプレーをするんだ……」
固唾を呑んで画面を見つめるイナズマジャパンのメンバー。
画面の中では、メンバーが頷き合い、いよいよキックオフ＿＿
……というところで切り替わり、ビッグウェイブスのメンバーが砂浜でビーチバレーをしている姿が映った。
「「(ﾄﾞﾃｯ」」
案の定、イナジャパメンバーはずっこける。
「…目金、何だこれ……？」
「流石に、国と国との戦い。代表選手の情報を手に入れるのは難しくなっています……
……ですがこの目金、ここで諦める男ではありません!!
プレーは無理でも、海で遊ぶシーンを手に入れて来ましたー!!」
「「……」」
ドヤ顔をする目金を静観するイナズマジャパン。
「見る意味ねえじゃん」
『それ、役立たずって言うのよ』
「(ｶﾞｰﾝ」
そこへ私と不動でトドメを刺した事により、目金は灰となって消えた。
「映像では無いけど、私達が見つけた情報もあるの」
「ビッグウェイブスは、海の男達らしいんです」
「海…!?」
木野さんと春奈ちゃんの言葉に、綱海が反応する。
「海で心と体を鍛え抜いたチーム……」
「特に守備が固く、相手の攻撃を完全に封じてしまう未知の戦術があるそうです」
「…へえ……面白えじゃねえか!!」
…その戦術が、ボックスロックディフェンスだ。
「攻撃を完全に封じる……」
「どんな戦術かは分かりませんが、それを破らないと、勝つ事は難しい様ですね……」
鬼道が呟き、目金が拾う。
それを聞いていた円堂が、フルフルと拳を震わせた。
「聞けば聞くほど、じっとして居られない…！」
『あ、えんど……』
私が制止する間もなく、円堂は走り出した。
「練習しなくっちゃ!!……！…ぁ……監、督……」
『……(だから言ったのに……)』
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杳覇(プロフ) - 鈴苺 （ﾚｲﾒｲ）さん» コメントありがとうございます！ うきゃーありがとうございます！！嬉しいです(〃ω〃)更新頑張ります！！ (2020年3月5日 13時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
鈴苺 （ﾚｲﾒｲ）(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！ (2020年3月5日 12時) (レス) id: 8922abe964 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - きららさん» うぎゃああホントだ！ごめんなさいすみません！！すぐ直します！！ ありがとうございます(T ^ T) (2020年2月27日 21時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 杳覇さん» 第13話の「奇数な為、」という所からの行です。これからも頑張ってください！ (2020年2月27日 21時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - きららさん» きらら様！ご教授ありがとうございます。すみません…！！もし宜しければ、何話か教えて頂けませんか…？ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2018年5月22日 15時
