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Side of Ryuto
あいつの目が、確かに俺を捕らえた。
そこで悟る。
絶対わざと俺の前で抱きしめてるんだって。
これ以上見たくなくて走って家に入った。
部屋まで止まらずに階段も駆け上がって
バタン、と扉を閉めた瞬間、足の力が抜ける。
『………くそ、』
頭から焼き付いて離れない光景。
Aはあいつのものになったんだって
無理矢理教えこまれるような感覚に
頭がぐるぐるする。
好きって言ったって
結局なにも変わってくれやしない。
むしろAと距離が離れて、余計に苦しくなった。
『消えちゃえばいいのに……』
Aとの思い出も、約束も
俺のこの報われない気持ちも
全部消えちゃえばなにも苦しくないのに。
＿＿ …
次の日、学校に行こうと外に出ると
Aとタイミングが重なった。
声を掛けようかな、って思ったら
不意に重なった視線。
『…っ』
なのに、ぱちっと合った瞬間すぐに
俺から逸らされてしまった。
こんなこと、今まで1度も無かったのに。
ぎゅうっと心臓を鷲掴みにされたみたいに
胸が苦しくなって仕方ない。
あぁもう、……………賭けだ。
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みさ(プロフ) - 涙止まらないです(>_<)続きが気になります！頑張ってください！ (2019年7月9日 21時) (
レス) id: 277c761ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 続き書いてほしいです... (2019年3月12日 16時) (レス) id: e146983590 (このIDを非表示/違反報告)
つぐ(プロフ) - 続きが気になります！ (2018年9月7日 17時) (レス) id: 73238f07b5 (このIDを非表示/違反報告)
まとこ(プロフ) - さくちゃん切なすぎて涙止まらないです( ；；) (2018年9月2日 19時) (レス) id: 9a86c37ad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう
| 作成日時：2018年6月28日 20時
