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Side of You
『赤く………は、なってないね、良かった〜』
「っ…、ゆ、優斗くん近い………」
『え、…ぁ、ごめんごめん(笑)』
おでこを見るためにずいっと前のめりになるから
優斗くんとの距離が一気に近づく。
びっくりして慌てて顔を後ろに引くと
ちょっと苦笑いして彼も距離を離した。
「優斗くん、女の子慣れしてそう」
『え゛、そんなふうに見える？！』
「……………えっと、」
『無いから！！！ぜんっぜん慣れてない！！』
「それは嘘(笑)」
『信じて！！この目見て！！』
この前の会話や、今のことも含めて
思ったことを口にしてみると
ブンブン首を振って否定される。
自分の目を指さして、見て！なんて言うけど
目いっぱい見開いてる上に
花粉のせいか少しだけ赤くなってるから
こらえきれなくてついに声を出して笑ってしまった。
『え、え、なんで笑うの？！』
「だってすっごく目見開くから(笑)」
『Aちゃんが信じてくれるかと思って………？』
「疑問形(笑)」
『うるせ(笑)慣れてたら連絡先でも
楽々ゲットしてるでしょ？普通！！』
「………あ、そう言えば？？」
『ほら見ろ〜(笑)』
得意げな顔をしながら女慣れしてないことを
アピールするのもどうかと思うけど
なんとなく、ただこの人と私が話やすいって
だけなのかもしれないなって思えてきた。
彼がフラペチーノを一口。
それと同じくらい、目を細めた彼の表情は甘い。
『それにさ』
「うん？」
『なんとなく、会える気がしたから
Aちゃんともっかい』
「…………優斗くんって超能力者か何かなの？」
『ふは、かもしんないね？(笑)』
優斗くんといると自然と笑顔になれる。
まだそんなに会ってから経ってないのに
まるで昔から仲良しだったみたいに
隣にいるのが楽で、心地いい。
「優斗くんって、不思議だね」
『そう？？』
「うん、なんか……みんなのこと笑顔にできる人」
『……………あー、そういうのまた言うの？』
「え、？？」
この前と同じ、また頭をぐしゃぐしゃっとして
私のことを真っ直ぐ見つめる。
『連絡先、交換しない？』
「へ…」
『俺さ、Aちゃんのこと…もっと知りたい』
ドキッと、また彼の声に心臓が跳ねる。
追加された連絡先に妙に緊張して
………こんなの、知らない。
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はび - いつもドキドキしながら読ませてもらってます！！(T ^ T)応援しています！頑張ってくださいっ ！！ (2018年6月22日 23時) (
レス) id: 1a6434a690 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - ドキドキしながら読んでます(；＿；)これからも応援してます！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: e8d9010515 (このIDを非表示/違反報告)
moema(プロフ) - いつもキュンキュンしながら見てます！これからも頑張ってください！ (2018年5月6日 0時) (レス) id: 43f5e476de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう
| 作成日時：2018年4月25日 22時
