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Side of Ryuto
『過ごした時間は龍斗の方がその人より長いし
なによりお前とAちゃんには絆がある』
『………そう、かな』
『絶対。……俺が保証するよ』
こっちを見ないまま言ってるのに
涼の背中から伝わる何かに
何故か信じてもいい気がしてきて。
ぐっ、と拳に力を込める。
誰にも渡したくない。俺だけのAでいて欲しい。
そんなことが頭に巡りすぎておかしくなりそう。
『ただな、龍斗』
『うん？』
『Aちゃんを掴むために
" 執着 " を使うのだけは絶対にやめろ』
ぽん、と俺の肩を叩いて
食べ終わった俺のお皿を片していく涼。
その時絶対だぞ、とまた念を押して。
『傷つけた後じゃ、きっともう遅いから』
『え、？』
『……………いや。とにかく素直にぶつかれ。
モテ男からのアドバイスは以上！(笑)』
景気づけに食べるか？と
俺に見せてきたのはオムライスのチキンライスを
作った時にフライパンにこびり付いた
………まぁ良くいえばおこげみたいなやつ。
『………いらないから』
『おい！だからそんな冷めた目すんなって(笑)』
『いやもうほんとうるさい』
『……………意外といけるんだからな、これ』
しゅん、と犬が耳を垂れて反省してるみたいな
そんな寂しそうな顔したって無駄だし
今何歳だと思ってんだ、25だろ。
ふっ、とそんな涼を見てたら思わず緩んだ口の端。
笑った俺を見て
" 反抗期終わりか？！涼くん嬉しい♡ "
とか言ってきたからまた冷めた目で睨んでやった。
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はび - いつもドキドキしながら読ませてもらってます！！(T ^ T)応援しています！頑張ってくださいっ ！！ (2018年6月22日 23時) (
レス) id: 1a6434a690 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - ドキドキしながら読んでます(；＿；)これからも応援してます！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: e8d9010515 (このIDを非表示/違反報告)
moema(プロフ) - いつもキュンキュンしながら見てます！これからも頑張ってください！ (2018年5月6日 0時) (レス) id: 43f5e476de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう
| 作成日時：2018年4月25日 22時
