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Side of Yuto
『Aちゃん』
勇気を出して彼女に近づいて
見せてみるスマホの画面。
電話したあの日から色々調べてきたんだ。
彼女が好きそうなお店をチェックしてみたり
値段を見て考えてみたり。
『ここ、あんまり高くないし
Aちゃん好きそうだと思ったんだけど
…………どうかな？』
「美味しそう…！
ふふ、優斗くんよく私の好み分かったね(笑)」
『当たった？！よかった〜！！』
正直一緒に食べに行ったのも1回だけだから
当たってるか不安だったけど、結果オーライ。
優斗くんならどれにする？とか
俺に問いかけてきてくれるから嬉しくて
Aちゃんと一緒のやつかな、なんて言ってみる。
美味しいねって共有出来たら
何倍も幸せな気がするし。
『じゃあ俺はこっち頼もうかな』
「それも美味しそうだよね！
それと2択で実は迷ってたの(笑)」
『でしょ？そんなことだろうと思った。
1口あげるよ、後で』
「ほんと？さくちゃんありがとう」
後ろから画面を指さして来た作間くんは
俺とAちゃんが食べようとしてるのとは
また違う味のスイーツだった。
……うわ、一枚上手じゃん。
＿＿ …
「ごめん、ちょっとお手洗い行ってくるね」
しばらくして外に置いてあるテーブルと椅子が
空いてるのを見つけて3人で座っていると
彼女が席を外した。
男2人でスイーツイベントって
……何話したらいいんだろ。
手元に残ってるさっき頼んだタルトをつつく。
『…………優斗くん、だっけ』
『ぅえ、？！……う、うん』
いきなり話しかけてくるから
変な返ししか出来ない。
怖いくらいに透き通った黒目が俺を見据えて
俺も思わず息を呑んだ。
『……あんた、Aのこと好きなの』
ドキッと跳ねる心臓。
でもそんなの、今更隠す必要も無い。
『うん、……………めちゃくちゃ好き』
周りの人達の声が自然とシャットダウンされる。
ピリッと走る緊張感。
そのせいで馬鹿みたいに手が震えた。
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はび - いつもドキドキしながら読ませてもらってます！！(T ^ T)応援しています！頑張ってくださいっ ！！ (2018年6月22日 23時) (
レス) id: 1a6434a690 (このIDを非表示/違反報告)
美波(プロフ) - ドキドキしながら読んでます(；＿；)これからも応援してます！ (2018年6月18日 23時) (レス) id: e8d9010515 (このIDを非表示/違反報告)
moema(プロフ) - いつもキュンキュンしながら見てます！これからも頑張ってください！ (2018年5月6日 0時) (レス) id: 43f5e476de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう
| 作成日時：2018年4月25日 22時
