検索窓
今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:385 hit

その小鳥の行方は ページ3

施設が、赤く染まっていた。

肉が焦げる匂いがする。

不愉快、不愉快だ。

___しかし、とても愉快だった。

「はは…ははははははッ!!!!!」

私は、狂ったように笑った。笑い続けた。
こんなにも笑っているのに。笑顔だというのに。

心の空白は埋まらなかった。
虚しい、悲しい、辛い。でも楽しい。

「…ぐっちゃぐちゃだよ。全部。」




そのまま目的もなくただ歩き回っていると、黒と金色のリンゴが実った木の下にパタリと倒れ込んだ。

もうどうでも良かった。

あのニンゲン共をコロしても何も変わらなかった。
結局のところ、私は怒りに身を任せて身勝手な行動をしただけなのだ。

きっと、これは罰なんだ。



















____いっそ、しにたいな、なんて。
















*

とある双子の守護者のみぞ知る。→←傷付いた小鳥が逃げ出した。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:Undertale , オリキャラ , au
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きもP | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2024年2月14日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。