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十一話 ページ11

あの日から、蝶屋敷のみんなを避けるようになった。
やけくそで訓練して、中隊長にやりすぎだ。
と止められた。
最近、第8に入った。
沢山訓練して、認められた。
初任務にも行った。


「かぁァァァかぁァァァ
北北東、北北東に燃えていて、首を斬っても死なない鬼と上弦の弐、今すぐむかえ!」


カナエ姉さんのカラスだ!
燃えてて首を斬っても死なない鬼?
きっと焔ビトだ!


隊服を着てカナエ姉さんの後を追った。
柱の速さには、もちろんついていけなかったが、北北東目指して頑張って走った。


『やっとついた』

あれは、カナエ姉さん!
上弦の弐と焔ビトの相手をしている。
苦しそう、肺が潰れてるみたいだ。
助けなきゃ!

『焔ビトを確認。戦闘体勢、
焔ビトの鎮魂にかかる』


あの焔ビトはあまり強くない。
苦しませず、一撃で!


『炎ハ魂ノ息吹…
黒煙ハ魂ノ解放…
灰ハ灰トシテ…

魂ヨ

炎炎ノ炎ニ帰セ


魔の呼吸、壱ノ型 、緑炎(リョクエン)』


この技は緑色の炎でコアを突く技、
焔ビト用、



『ラートム』

安らかに眠ってください。


「君、焔ビトを倒すなんて凄いね。
カナエちゃんの妹かい?
カナエちゃん、君が来てから顔さっきよりもっと、真っ青だよ。ま、もう死んじゃうけどね」


「なんでここに…」


『私は、第8特殊消防隊 二等消防官
焔ビトを鎮魂しに来た』


「せっかく違う鬼の血鬼術で違う次元から、
人を焔ビトにするやつを貰って来たのに、
倒せちゃうんだ。残念、残念」


意図的に人を焔ビトにできるのか?


「あああ〜もう日が昇っちゃう。
カナエちゃん、食べたかったのに。
その変わり次君にあったら君を絶対食べてあげるからね」



そう言って上弦の弐は消えていった。

『姉さん!』


姉さん、凄い怪我だ。

「A…
Aには、普通の生活をして欲しかったの。
最近、よく出かけてるでしょ、体が引き締まってきたから1人で鍛錬してるのかなと思って。
しかも、あなたは優しい子だから、
いつか鬼殺隊に入りたいって言いに来そうで怖かったの。鬼殺隊に入って、あなたが死んでしまうのが怖かったの。
ゴメンね。だから、最近ずっと避けてた。
でも、あなたは鬼になんか負けないぐらい強かった。
もし、鬼殺隊に入るなら約束して。
人を守ると決めたなら死ぬまで守りきりなさい。
そして、鬼のせいで死んだらだめよ」

カナエ姉さんが死んじゃう。


「A!何でここにいるの!?
姉さん!」

しのぶ姉さん!?

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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月12日 18時) (レス) @page14 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
@穂実(プロフ) - 面白いです!戻ってきてください、、、 (2020年11月3日 23時) (レス) id: 22d7bacd23 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 鬼滅の刃は大正時代です (2020年7月22日 21時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マル | 作成日時:2020年4月27日 18時

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