【Dr.STONE】新・ハイスペック少女は愛されちゅー！

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貴「今はいい！！全力でうちに従ってくれ！！あとで、全力で、説明と詫びをする！」

大「……！！わかった。」

そういうと、2人は少し先までで杠を連れて、走った。

うちも少し先へ走り、一応、ライオンとの距離をおく。

貴「ふぅ……。よしっ！！成功してくれよ！！」

作戦は弓矢の原理だ。

弦を引っ張るあの技をこの大自然でやる。

もちろん的となるのはライオン。それにカバキノ花粉をプレゼントする！！

カバキノ花粉はとても目が痒くなりやすく、どこにでもある！！



まず、右上のツルと左のツルをまとめて結ぶ。有難いことにこのツルは少しばかり伸びる。

うまいこと硬く結んで、服を少し破り、破った布の上に、カバノキの花粉をできるだけ多くつける。



貴「ケホッ……ゲホッ！！(ここらにカバキノ花粉があるのはよかったもののクッソ！！うちにまで痒みがきてるじゃねえかよ！)」


ツルがライオンに届くか届かないかのギリギリなところで引っ張っていたツルを、ライオンに向けてはなす。


貴「頼むっ！！効いてくれ！！」


その願いは見事に叶ったのだが、


貴「！！数がデカすぎて流石に全部とはいかなかったか！！

でもまぁ、数が半分に減りゃ、上出来だ！！」



うちは急いで、先に走っている大樹君や千空君を見失わないように、走り続けた。


貴「………ん？？こっちはキャンプの方じゃない……！！何か作でもあるのか…？？」

と思考で思いながら、少し全力で走り、千空君たちに追いついた。



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弓矢作戦の意味、わかります？？わからなかったら、まぁ、ウソップの巨大版と考えてください。

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