23*Time ページ25
何時間も経った頃、ふと気付いた。
まだ、キルアたちが着いていない。
「ヒソカ、後どれぐらい?」
「時間かい?♦」
「そう」
「あと数分と言ったところかな♣」
「そっか……」
彼らには期待している。
キルアは勿論、ゴンたちにも伸びしろがあるからだ。
その時、扉が勢いよく開いた。
「ゴール!」
「来た……」
「あ、シルアだ! 無事に出れたんだね!」
「お陰様で」
私がゴンと話している時には既にヒソカは私から距離を取っていた。
彼にだけ分かるように殺気を向けたからね。
「……先程はすまなかった」
「いいえ、私こそ。あの、貴方……」
クラピカさんの耳元で小さくこう囁く。
“クルタ族、ですよね? クラピカさん”
「!?」
「私、ルーン族なんです。似た者同士仲良くしましょうね」
私はそう言うと彼から離れ、レオリオさんの前に立った。
「宜しくお願いします。レオリオさん」
「お、おう」
扱いやすい人だ。
Aは貼り付けた様な笑顔で言う。
「私はいつでも貴方たちの脅威に成りうる可能性があります。
ですが、出来る限り私は貴方たちの手助けをしたいと、今までの行動を見て思いました」
Aは両手をキルアとゴンの目の前に伸ばし、こう言う。
「この手を取るかは二人次第。利益になることは保証します。職業柄信用が一番ですから」
(次こそ、念能力まとめてみせる!)
(早くそうしてくれ)
(とか言いつつナイフ出さないで!)
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久遠深ヶ - 水晶さん» ありがとうございます。評価のことは気にしません。逆に創作意欲を煽られた感じですね(笑) 主人公ちゃん、何か不思議ですよね。自分でも思いますw タメで話すけど、やっぱり敬語が抜けきらなくて……。これからも頑張りますので宜しく御願いします。 (2015年11月18日 23時) (レス) id: b419e6a38f (このIDを非表示/違反報告)
水晶(プロフ) - 初めまして。とても面白いです。低評価はきっと悪戯のようなものなので気にせずに更新頑張ってください。とても読みやすく、夢主のキャラも個性的でとってもいい小説だと思います。 (2015年11月18日 22時) (レス) id: 6f1547238d (このIDを非表示/違反報告)
久遠深ヶ - 餅兎さん» ありがとうございます。此処に来れなかった数ヶ月の間に燻っていたものが色々爆発しまして、今作に至ります(笑) ルーン文字の原案はあのルーン文字で合ってます。私が歴史を好きなものですから……。コメントありがとうございます。これからも宜しく御願いします。 (2015年11月14日 22時) (レス) id: b419e6a38f (このIDを非表示/違反報告)
餅兎(プロフ) - 新作おめでとうございます。今作の主人公ちゃんも不思議な雰囲気を持っていますね(*^^*) 久遠深ヶ様が執筆されるキャラは魅力的で憧れます。ルーン文字ってあのルーン文字でしょうか? 神秘的で素敵ですよね!。その辺のセンスの良さにも脱帽です笑 更新待ってますね。 (2015年11月14日 15時) (レス) id: 86d4d39a52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久遠深ヶ | 作成日時:2015年11月12日 15時