31.新しいペア ページ33
.
『ほ、本当ですか！？』
「まあ本当にあるか分かんねぇけど、大抵こういうとこにはあるだろ」
『ですね…！そうとなれば、早速探しに行きましょうか？』
「そうだな、1回LINEしとこ」
牛沢Aと合流した
レトよかったーー!!
キヨマジ!?怪我とかしてない?
「コイツら反応早すぎだろ」
キヨさん、レトくんありがとうございました
キヨ全然大丈夫!俺らも無事だから!
レトアイツがガッチさんの言ってたヤツっぽいね
牛沢さんも同じこと言ってた
牛沢つーか俺とA、ワクチン探しに行くから
牛沢ちなみにガッチさんはもう最初からワクチン探しに行ってる
レトワクチンあるの?!
ガッチあるよ!
ガッチワクチン自体は見つからなかったけど、資料なら見つけた
ガッチ[資料の写真]
レト俺とキヨくんも別れてるから、ワクチン探しやすくなるかも…!
『牛沢さん、これ』
「確かにワクチンについての資料だ…！」
『はい！行きましょう、牛沢さん。ワクチンがあれば国の役に立ちます！』
「だな、探しに行こう…俺らの手でこのバイオハザードを終わらせるんだ」
私は頷いた
そして背を合わせるようにして部屋から出る
「背は任せたぞ」
『もちろんです』
迷路のような地下の通路を通っていく
時々出てくる感染者は、躊躇しながらだがどうにか撃てる様になった
少し歩くと、古びた扉が2つ目に入る
「ここ、入ってみるか」
その片方の扉のノブに牛沢さんは手をかけ、ゆっくりと回す
そして勢いよく開けて銃を構えるも、中に何かいる様子は無かった
……というかここは
『おトイレ、ですね』
「そうだな。しかも、男子便所……」
『……私ここで待ってましょうか』
「いいよこんな状況だし。2人で居た方が安全だからな」
牛沢さんはそう言って室内に入った
私も慌てて後を追う
中は所々水垢がある程度でそこまで荒れてはいない
感染者もいないようで、私たちは銃を下ろして探索に専念する
それぞれが個室を見て回っている時、隣の個室から牛沢さんの声が聞こえてきた
「…あのさ」
『どうしました？』
「マジで今関係ないこと聞いていい？」
『いいですよ』
牛沢さんは少し間をあけると、
「か、彼氏とか…いんの」
とこ声で呟いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 254人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「キヨ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さんご(プロフ) - シャオランさん» わ〜！！嬉しいです😭この小説書いて良かったです！！ぜひぜひ何回も読んでやってください😌❤️コメントありがとうございました！！ (2022年4月30日 19時) (
レス) id: 435cdb899d (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン(プロフ) - 今まで読んだ中で1番好きな小説です！もう1回読みたいと思わせるような小説で、画像などのクオリティが凄すぎてもうこれをゲームとしてプレイしたいとまでなりました！！素敵な小説ありがとうございます。 (2022年4月18日 17時) (レス) @page44 id: 3b3e01edc0 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - にこりさん» 嬉しいですありがとうございます；−；画像頑張った甲斐がありました！他の作品も読んでくださってるとの事なので、これからも頑張ります！ (2021年9月18日 12時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
にこり(プロフ) - こういうタイプの小説初めて読みました！画像とか凝ってて面白かったです。他の作品も読んでいます素敵な作品をありがとうございました！ (2021年9月18日 8時) (レス) id: 77e29caa07 (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - sugarさん» ありがとうございます！楽しんでいただけたなら嬉しいです(*´ `*) (2021年9月3日 10時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
