#26 ページ28
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男「あ、れ…？アンタら…TOP4の…」
牛「あ？今はTOP5だバカ
ここに何の用だ？」
男はしどろもどろになって私を見る
男「…ここって…この女の家じゃ…」
レ「ははーん、はなからこの子狙いだったんや？」
相手は攻撃する素振りを見せない
何故だろう
レ「…お前のアビリティは、鍵なんや。そうやろ？」
男はグッと下唇を噛み、すぐに表情を一転させた
男「はは、そうだよ！！
俺のアビリティは
簡易な材料さえありゃすぐ作りだすことが出来るのさ」
牛「そりゃ特殊物理のやつか
じゃあお前攻撃出来ねーじゃん」
男「そんなこともあろうかと…
俺はアビリティ関係なくナイフの技を独学で身につけてきたんだ！！」
男はポケットから果物ナイフを取りだした
そしてそれを私に向け──
『きゃあっ！？』
人質のように私の肩を抱き、ナイフを私の首に突きつけた
レ「お前っ…Aちゃんに触んな！！！」
男「動くな！！！動いたらこの女の首に一刺しだ！！
見逃して欲しけりゃさっき手に入れた宝を渡すんだな」
レ「お前なんて…」
レトルト先輩は手からビリビリと電気を出す
牛「やめろレトルト」
男「へへ、いいぞ…
牛沢、だっけか？お前は頭が回りそうだな」
レ「けっ、Aちゃんの前でいいカッコさせてくれてもええのに」
牛「今回はお預けだ
俺が動かずこの男をやってやるよ」
男「お前が心体魔法だって事はリサーチ済みだ…！
この回復魔法しか出来ねぇくせに…！！」
牛沢さんはくつくつと笑う
牛「あんまり目立たねえ�犢況皚疂�法だからよ…
人になかなか知って貰えねぇんだよ、俺のアビリティ」
牛沢さんは数秒男を見つめた
男「…？」
牛「う」
牛「ご」
牛「く」
牛「な」
牛沢さんは口パクで確かにそう言った
どうやら男もそれを読み取ったようだ
男「は？何言ってんだ！！」
牛沢さんは1歩1歩男に近寄る
男「お前だよ！！お前こそ、うごくな！！！！」
男「あ、ぁあ、あああ！？！？！！！助けてくれ！！！
俺に何を…！！俺の中に！！！悪魔がぁ！！！！！！」
『！？』
男は力の抜けたようにナイフを落とす
そして私も解放され、彼はうずくまってしまった
男「なあ助けてくれ！！苦しい！！苦しい！！楽になりたい！！」
牛「あぁ、楽になれよ」
男「楽に、なる…」
男は手元に落ちていたナイフを拾い直し
自らの首にそれを刺した
それから男は砂のように消え、
血のついた果物ナイフだけが無惨にも床に置かれたのだった
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さんご。(プロフ) - 花牟禮さん» わー！ありがとうございます！たくさんのお褒めの言葉嬉しすぎます；−；もう、ものすんごい糧になります！！なかなか更新できず申し訳ありませんがなるべく早く書きますのでこれからもよろしくお願いします！ (2021年9月1日 18時) (
レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
花牟禮(プロフ) - 初コメです♪各実況者さんの特徴が文字から伝わり、ついのめり込んでしまいます…やはり文才のある方は素敵ですね！愉しみを提供して頂いているのに此方には表現力がなく感謝をお伝えしきれず申し訳無いですが、少しでも糧になっていれば幸いです（><） (2021年9月1日 15時) (レス) id: 9856f2c98c (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - たまごアイスさん» 私自身、皆さんに設定がきちんと伝わっているか不安だったのでこのコメほんとに嬉しいです(><)更にお褒めの言葉までありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年8月4日 20時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
たまごアイス(プロフ) - コメント失礼します。 設定がすごく細かい上に恋愛要素もしっかりあって文章も分かりやすくて面白くて一気読みしてしまいました！更新楽しみにしています！ (2021年8月4日 15時) (レス) id: 84c9dfda6b (このIDを非表示/違反報告)
さんご。(プロフ) - いりやさん» ありがとうございます、、、！嬉しいです！^^私もこの小説は書くのすごく楽しいのでなるべく早く更新できるよう頑張ります！ (2021年8月3日 8時) (レス) id: 964fb42fef (このIDを非表示/違反報告)
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