【rtrt】 誘拐犯と私 2【実況者】

真相・2 ページ25

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私はそれを続けた。





Aを取り囲む人全てにそれをした。






そうしたら3日くらいして、すぐにAは孤立した






最初は彼女自身、すごく戸惑っていたみたいだった。






だって今まで心配してくれてた友達が急に自分の悪口言って2人の女側につき始めたんだもんね






でも、






Aは笑顔だった







真面目に授業を受けていたし、A子達に悪口を言われてもヘラッと笑った







『そうだよね、ごめんね』




って言って。






それがウザかった







それじゃあ私達がまるで惨めなガキみたいじゃない？







だから、もう必要はなかったけどあの子を追い込んだ







「ねえねえ、A子、B子私いちごミルク飲みたい」







萌「萌も飲みたい！」







A子「うんっ！買ってくるね！」






B子「行こ〜！」







従順な子達。





この子達を使った。







私の本当の友達は親友の萌乃だけ。








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「ねえねえ、皆、私宮原さんって嫌いだなぁ」





萌「萌がこの間、間違えてお水かけちゃったら無理に笑ってどっかいっちゃったの！やだったなぁ」






B子「確かにあの子中学の時から愛想笑い凄かったしね」






A子「偽善者だよ」






C子「それなー」







楽しくて仕方がなかった







ざまあみろって思った。







悲劇のヒロインなんて必要ないんだよ。






物語の主役はこの私と萌乃なんだから。







その後もいっぱい追い込んだ







花瓶の花を机に備えてやったり、A子やB子が登下校中に悪口を言ったりした







それでもあいつは学校に来た







少し微笑んで『おはよう』って言った







毎日新しいキズを額に付けて、笑った








定期試験だって私結構いい結果だったのに、あいつは十何位か上だった








こんなに腹が立ったのは初めてだ








だから、あの時は嬉しかったな








Aが行方不明になった時は。

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