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あれから2日が経った
レト「ガッチさん、集合場所に先に行ってるって」
牛「まあそろそろ時間だし俺らも行くか」
今日は大将・中将を決める会議の日。
特にいつもと変わらぬ空気感でみんなは淡々と出かける準備をしていた
レト「A……大丈夫？昨日の朝あんま体調よくなさそうやったし」
『大丈夫です！あの時はちょっと怖い夢見ちゃって』
キヨ「なんかあったり無理そうだったりしたらすぐ俺らに言えよ？」
『うん、ありがとう』
レトルト先輩は私の頬に手を寄せた
そして数秒私のことを見ると
レト「絶対……死なせんからな」
と呟いた。
『レトルトせんぱ「Aー！ハチマキ結んでくんね？」
レト「ほんま騒がしいやつやな！」
キヨくんが満面の笑みで緑のシワひとつないハチマキをこちらに手渡す
「Aが結んでくれた方がやる気出る気がするから」
『私でいいの？』
「Aがいいんだよ」
『……ふふ、わかった』
私はキヨくんの頭にハチマキを巻いて思いを込めてキュッと結んだ
誰も、大切な人が死なないように。
牛「俺本番の時結んでもらお」
レト「俺も」
キヨ「俺は今日も本番も結んでもらうから！」
『私でよければやりますから、いつでも言ってくださいっ』
レト「じゃあ1つお願いがあるんやけど」
『？』
レトルト先輩は
私の右手を優しく握った
レト「手繋いで行こう？」
キヨ「はっ！？」
牛「じゃあ俺左手な」
レト「はいキヨくんブラックホール出して」
牛沢さんは私の左手を握り、ニシシと悪戯っ子の様に微笑む
そして私の耳元に顔を近づけて
「あの時の“言葉”ずっと期待してっからな」
と囁いた
『あの時の……言葉……』
「す き」
「この言葉をお前が言った時本当の意味教えてやるよ」
『……う、牛沢さんっ！』
「あはは、そんな怒んなって」
キヨ「うわうっしー何言ったんだよ！！」
レト「……あ、また好きとか言ったんちゃうやろなぁ！！」
キヨ「“また”って前にもそんなことがあったの！？」
牛「うるせえうるせえ、早く行くぞ！」
『わっ、……！』
牛沢さんはキヨくんの出したブラックホールの中に飛び込んだ
手を繋がれた私と右側にいたレトルト先輩は強引にその中に入る
キヨ「待てってー！」
キヨくんもちょっと遅れてその中に入ると
集合場所である✕✕区にあっという間に着いた
そこには
『これ……』
レト「人数エグイなぁ……」
とても目では数え切れないほどの人数が目の前に広がっていた
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さんご(プロフ) - いちご丸さん» ありがとうございます、、！Xの方に🗻視点のお話もあるのでよければぜひ！ (1月12日 0時) (
レス) id: 4c714dcc22 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - 凄い作品に出会えて感激です..!とんでもない文才ですね!凄く楽しく読むことができました。これからも頑張ってください( *´꒳`*) (1月5日 19時) (レス) id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
さんご(プロフ) - なみのさん» 長編にもかかわらず最後まで読んでくださりありがとうございます☺︎楽しんでいただけたならなによりです！ (11月13日 1時) (レス) id: b4a1483ffc (このIDを非表示/違反報告)
じゃーんえっちふん - みるくちゃあああああああん (10月15日 21時) (レス) @page49 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
なみの - とっても面白かったです！あまりにも作り込まれていて、感動しました・・・大好きです！！ (10月15日 21時) (レス) @page49 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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