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弐説 ページ2
〜in人限界〜
「なぁ、ひょろひょろな雛鳥いるぜ。」
「お前それどおするつもりだよ。」
「そんなの勿論…なぁ。」
「うっわぁ〜〜。」
「可哀想に。」
「お前等心にもない事言うのやめろよな。」
「わりぃわりぃ。」
そんな彼等の大きな笑い声が木霊している中小さな命は奪われた。
そして彼等は何事もなかったように奥へと進んでいた。
「なぁ、まだかよ。」
「あとちょっとだっつの。」
そして着いたのは御神木の前。
彼等の目的はひとつ。
この御神木に伝えられている封印を解く。
【封印を解きし時そなたの願い叶えたる。】
そう伝えられている。
「デマだったらどおする。」
「デマだったら信じてる奴等をバカにでもしてやろうぜ。
『伝承何てただのデマだ。』ってな。」
「そ〜だな。」
そんな会話を終え彼等は封印の札を切り捨てた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：嘔吐中枢花被性疾患 | 作成日時：2017年10月23日 2時
