眠らない街で今日を。

van ページ20

ヴァンダーマーに惚れてしまって警察やめちゃう夢主も健気でいい。

警察とギャンボスとかいう違いすぎる立場で恋してるのがいたたまれなくなってる。
一途に思ってるからこそだし、仲間達に迷惑をかけたくも無いから迷いはあれど、決めた後はすっぱり辞めそう。

警察の仲間の事も大好きだし、ヴァンの事も大好きだから葛藤はすごいと思う。
辞めるって決めるまでは長い。



個人的に見たい心象描写は、好きだと気付いた時に(こんな感情は捨てないと)って思ってヴァンを嫌いになろうとするけど、嫌いになるどころか好きが大きくなっていくところ。



表情にむちゃくちゃ出るわけじゃないけど、少しは出ちゃうから仲良くしてる人にはバレてたりする。

夢主がよくお話してるdogsの人達とかには、気持ち見透かされててほしい。
ただ、夢主の心がまだ複雑そうだから見守ってる。

そんな状況が長く続いて、ある日吹っ切れた様子の夢主が出勤してくる。
もう話聞いても大丈夫かと思ってなずぴとみこだ辺りがやんわり聞き出そうとしたら、先に話しかけてきた夢主が｢私今日で警察辞めるね｣と普段の声色で、笑顔で伝えてくる。





警察を辞めた後は、飲食店開いて市民とお話しながら楽しくやってる。

黒の道も考えはしたけど、大好きな警察のみんなを撃てないなって思って白市民のままでいる。


ヴァンがお客さんとして来てくれてそこの関係も発展してほしい。


ヴァンとよく話すようになってから、ヴァンが来た日には嬉しさを隠せてないくらいにこにこしてて、客として来たdogsにからかわれてください。
でも夢主はヴァンへの気持ちは誰にもバレてないと思ってた。

｢夢主いつもより嬉しそうだね〜｣
｢もしかして今日ヴァンダーマー来た？｣
｢来たけど............まって、なんでそれ知ってるの！？｣
｢むしろアレでバレてないと思ってたの？｣
｢結構分かりやすかったよね｣

とかいう会話をして夢主は混乱してる。


それからはヴァンが来たタイミングで夢主の気持ちを知ってる人が居合わせたら、少し離れたところでキャーキャー言ってる。

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