検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:40,444 hit

123話*ラギーside ページ34

寮のみんなと話し込んでいて、気づいたら日が落ちかける時間になっていた。

レオナさんの部屋に行って二人でお礼を伝えると、Aがいなくなってからのオレの様子をAに話そうとするから、慌てて止めてレオナさんの部屋を出てきた。


俺たち二人の部屋に入ると、Aは窓を開けて外を眺めた。


「帰ってこれた…」


ポツリと呟いたその声は、少し震えていた。


ラ「明日からまた学校ッスね。」


「うん…」


そう言って少し俯くAの頬には涙が、夕陽に照らされてキラリと光っていた。







元通り。

何もかも元通りになった。

明日からまた、いつも通りの学園生活だ。






オレはAの隣に立ち、Aの手を取る。


「ラギー?」


ラ「A、もう絶対オレから離れないで欲しいッス。ていうか、オレもう絶対Aのこと離さないッスから。」


「うん。」


Aのためにオレが出来ることなんて、たかが知れてるかもしれない。
だってオレはお金持ちでも、どっかの王子でもないただのハイエナ。
でも、そんなオレを好きだと言ってくれるAのためなら何だってやる。

そう思いながら、嬉しそうに頬を染めるAにキスをして、強く抱きしめた。









fin…

あとがき→←122話*ラギーside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
269人がお気に入り
設定タグ:ツイステッドワンダーランド , ツイステ , ラギー   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シュリ(プロフ) - 花さん» ありがとうございます!今少し忙しいので、落ち着いたらまた更新します!! (2020年7月19日 1時) (レス) id: 907147449f (このIDを非表示/違反報告)
- 応援してまーす!!頑張って下さいー (2020年7月16日 23時) (レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シュリ | 作成日時:2020年7月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。