第７話 ページ7
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監督は驚いていた。
そりゃそうだろう。
一昨日まで女バレのキャプテンだったやつが、男バレのマネージャーになりたいとか言い出したんだから。
それに、退部届けを出す時に男バレの監督も目の前にいたし。
｢えーっと、どういうことかね…？｣
｢あの、その…つまり｣
監督の問に言葉を詰まらせていると、
｢あの、頼んだのは僕です｣
赤葦くんが手を挙げて、こちらへと小走りでやってきた。
木兎さんは目をキラキラと輝かせ、手を大きく振っていて。
｢今、白福さんも雀田さんも風邪で休みじゃないですか…それで、どうしても臨時でマネージャーが必要で｣
なるほど。そういう理由だったのね。
赤葦くんはたまたま私が退部届けを出しに行くところを見ていたそうで、それを木兎さんに言ったところ真っ先に私の元へと走っていったらしい。
よく考えるとデリカシーというものが全くないな。
普通、退部届け出したヤツにマネージャーの話持ち込むか？
｢なるほど。私たちにとってはありがたい話であるが…佐伯はいいのか？｣
監督が私へと問いかけてきた。
一瞬迷ったものの、でも昨日の言葉から怒りがフツフツと湧いてきて。
｢やっぱりバレーは辞めたくないです。でも、私には才能がなかったようなので…なので、今度は支える立場になりたいです｣
正直な気持ちを伝えた。
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のぞみ - すっごく面白かったです!頑張ってください (2018年1月9日 12時) (
レス) id: 806abc4e81 (このIDを非表示/違反報告)
やま(プロフ) - かめさん» - コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります(^^♪ (2018年1月3日 23時) (レス) id: beda6b252c (このIDを非表示/違反報告)
かめ - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2018年1月3日 23時) (レス) id: 444e42e896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2018年1月3日 3時
