みんなに好かれるカオスなRPG ０ [Undertale]

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「ここが僕たちの家だよ！」

ゲームの通り家までは遠く、かなり疲れた。
フリスクが寝ていたベッドで寝たい。

「ママ、アズリエルおかえり！…あれ、誰？その人」

＊見慣れない人がいる…

目の前には頬が林檎のように赤い子と、目を閉じているように見える子がいる。


「(キャラちゃんとフリスクじゃないの！！！
えっ待って、なんでこの子達いるの？)」


私がこのゲームに介入したせいで時間軸とか乱してるのかもしれない。元々私はこのゲームに存在してないから、有り得なくもない。バグって事？


「さっき落ちてきたの。Aっていうのよ。とっても可愛いでしょう！我が子達、新しい家族よ。仲良くしてあげてね。」

私が混乱している中、トリエルママは私の紹介をしてくれていた。サラッと新しい家族って言われてテンションが更に上がる。

「よろしくね」

私がそう言うとフリスクは頷いた。よろしくという意味だろう。

「私がキャラで、こっちはフリスク。よろしく〜」

と、キャラちゃんが手をひらひらさせながら言う。キャラちゃんって殺戮って感じのイメージだけど根はいい子なのかな？

「Aもママのパイ食べる？」

「…パイ？」

キャラちゃんに名前呼びされた。やばい。
それよりトリエルママのバタースコッチパイが食べれるんですか。私、幸せ。体力全回復しちゃう。

「バタースコッチパイを焼いていたの。丁度焼きあがったみたいだし、よかったらAも一緒に食べましょ！」

「食べたいです！」

「良かった！今用意してくるわね。みんな座って待っていて。」

トリエルママが鼻歌交じりにキッチンに向かって行った。
嬉しさのあまり心の中でカーニバルを開催してる中、キャラちゃんが私のパーカーの裾を少し引っ張った。

「隣の席、予約。」

と、少し照れながら言ってきた。
私の中の何かが爆発したような気がした。

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