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「はぁ、可愛い。
世界一可愛い骨だわ」

カチ……カチ……

時計の針が進む音と自分の声が部屋に響く。
私は世で言うオタクというやつである。

今私は、パソコンの前に座り、とあるゲームのキャラクターのイラストをpi○ivで漁っているのだ。
素晴らしい時代。かがくのちからってすげー!

「サンズゥ…好き…サンズの一撃で生涯を終えたい…。いや、ママの炎でも可。」

相変わらずでかい独り言をつぶやいて、時計の方を見ると針は5時ちょっと過ぎを指していた。



「…やばたにえん」


塾の時間、過ぎてるよ。

「うわぁぁ!授業始まってる!!」

お気に入りのピンクのパーカーを着たまま着替えずに急いで家を出る。

「いってきまーす!」

勿論、家を出る時の挨拶も忘れずに。

自転車でいつもの通り道を走っていく。
例の歌とは真逆に下り坂をブレーキをかけず全速力で下っていく。


走っていくと同時にふと、違和感を感じる。

「この辺に山なんてあったっけ?」

どこか見覚えがある山がそびえ立っている。
距離的にも近そうだ。


「(こんなの行ってみるしかないじゃん!)」


授業に遅れる危機感よりも好奇心の方が勝ってしまった私は、山の方へ向かって走り出した。








「何も無いな…」

山に着いて登ってみると、蔓が多く足が引っかかりそうになる。
登っていくうちに頂上が見えてきた。



ガッ



「え」



蔓に足が引っかかった。
転んだ先には大きな穴があり、地面が無かった。
私の身は暗闇の中へ放り投げられた。

あぁ、死ぬんだな、私。

なかなか地面に辿り着かないということは、とても助かりそうにない高さなのだろう。
死を目の前に感じ、私は目を閉じた。


ドスッ

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Real/リアル - ででっさん» コロナは怖いですね……。無理せず頑張りましょう!(^-^) (2020年4月16日 6時) (レス) id: c41e537264 (このIDを非表示/違反報告)
ででっ(プロフ) - 更新をサボり大変申し訳ございません。例の感染症の影響でまた1ヶ月近くお休みになりました。この休みを利用して書けていけたらなと思います。 (2020年4月15日 22時) (レス) id: 16de35335e (このIDを非表示/違反報告)
すごい暇人 - こんにちは!あなたが書いていた作品を見させていただいたのですが、3年前の書き方も今の書き方も大好きですよ!戻って来てくれて嬉しいです!これから更新まったりと待っているのでマイペースに書いていってください!(笑) (2020年4月8日 23時) (レス) id: a822417616 (このIDを非表示/違反報告)
Real /リアル - もえさん» ファイト!(佐々木潤子)← (2020年4月1日 11時) (レス) id: 4796be759e (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 頑張ってくださいファイトです (2020年3月30日 12時) (レス) id: f2a91d1e02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ででっ | 作成日時:2018年11月5日 0時

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