止ませられない､ (ページ11)

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休み時間になればジミナとテヒョナは私の席に来るなり､こっち来い、と言う意味だろうかそんな意味のハンドポーズを示して私を廊下に呼び出すとテヒョナは壁に手を着いて、ジミナは腕を組んだ。

廊下通る人とか本当に誤解するよね
えっ、あの子可哀想 … とか私思われてるよ、
笑けるわ。

『あの』

TH 「知らない男と話さないって約束した気がするんだけど何で話したんだよ」

JM 「僕も後ろから見てたよ、僕が近くに居ないばかりに … 」

『いや、相手に責任転嫁するつもりは無いんですけど、ね、相手から』

TH 「これは有罪だな … 」

JM 「あーもう … 」

TH 「ほんとに、隣の席の誰だか分かんない人と話して仲良くなっても結局俺達がこうするって分かってたんでしょ？」

『薄々は … 』

JM 「理解力が足したね、鈍感だけど。
今日 Aと購買行きたいなぁ」

腕組みしながらジミナは目を細めて笑って言った。

TH 「 … 何それ、俺も行っていい ? 」

JM 「んふ、勿論良いよ。」

テヒョナはそういうと壁から手を離して私の事をがばっ、と覆うように抱き締めた。

無言でそうやってくるもんだから慌ててジミナを見ると複雑な顔していてジミナは私の髪を撫でた。

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