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「りいぬ、おっせーぞ」
「わ、もう始まってた?ごめーん!」
「しっかりな、主役!」
久しぶりの部活。
来て早々にさとみくんに活を入れられる。
部活の有無は顧問の気紛れ、というかそもそも活動日数が少ない。
俺はそんな顧問だけど実は嫌いじゃない。
そのため幽霊部員が殆どだ。
俺も多分そのなかのひとり。
そのくせに夏の大会もあり、しかも主役を任されてしまった。
夢に近づく一歩になるしうれしいけどね。
「チューニング入りまーす」
それに、るぅとくんもいる。
俺のシーンで彼のギターが入るのがまた、うれしい。
俺の最初の台詞を合図に、彼の演奏が始まる。
優しくて綺麗で心地良い。
これだから彼の虜になってしまうのだ。
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作者名:甘党。 | 作成日時:2023年5月15日 10時