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「りいぬ、昼御飯一緒に食べませんか?」
「うん!食べよ!」
きょうも彼と、屋上へ行く。
高校生になってからずっとひとりぼっちだった俺は、彼___るぅとくんと仲良くなった。
彼は本当に優しくて、一緒に居ると安心する。
「屋上ってあったかいですよね。…こういう不人気な場所、僕はすきですよ。りいぬとふたりきりになれるし」
"ふたりきり"そんな言葉に、勝手にドキッとする。
とは言っても…人気者の彼だから、俺のことなんて恋愛対象外なんだろうなぁ。
「お、俺も!屋上、すき」
喋り方がカタコトになってしまった。
「りいぬのすきなタコさんウインナーありますよ。ひとくちいります?」
「えっ!いるいる!」
俺の大好物、タコさんウインナー。
見た目はかわいいし、味も美味しい。
「はい、あーん」
「あ、あーん…」
さりげなく、あーんをされた。
「んふっ、かわいい。」
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作者名:甘党。 | 作成日時:2023年5月15日 10時