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side照
ラ「あれ、？ おれって、。」
照「ラウ、倒れたんだよ。 でも色んな人が助けてくれた。世界ってあんなに優しかったんだね。」
俺が微笑みながら話しかけると、ラウも何かを感じ取ったようにニコッと笑った。
ラウにさっきの出来事を話していると、急に車のドアが開いた。
深「あぁー！ いたー！」
阿「もう！ 全然来なくて心配したんだからー」
涼「まあまあ笑 ちゃんと全員いて良かったね」
みんなが帰ってきたようだ。
その時、俺はみんなに連絡を全くしていなかったことに気がついた。
ラ「みんなごめんね。 おれのせ、、」
照「ちょっと疲れたから先に帰ってきちゃった！ 連絡するのすっかり忘れてたわ。 ごめんー」
俺は咄嗟にラウが謝ろうとしたのをさえぎった。
今日は楽しかった日っていう大切で貴重な思い出を壊したくなかったから。
びっくりした顔でこっちを見てくるラウに、下手なウインクを返してあげると、頬がふっと緩んだ。
佐「なぁーんだ！ そういう事ねー」
向「じゃあ、帰ろか！」
うまーく誤魔化したつもりだったけど、勘が鋭いみんなは雰囲気で気づいているようだった。
それでも、気づいてないふりをしていてくれている。
やっぱり家族っていいな。ほんとにありがたい。
朝通ってきた道を戻って帰る。
みんないて、最高の楽しい思い出を作れる。
そんな何気なさすぎる日常が『楽しい』を創っているんだってことに気づけた。
世界はあんなに優しかったんだっていうことにも。
ラ「…ありがとぉ、」
末っ子の寝言が車内を、そして世界を包み込んだ。
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そらな - ゆっしーさん！コメント、応援 ありがとうございます♪ わかりました！ しばらくお待ちください。リクエストありがとうございます！ (5月15日 19時) (
レス) id: c1eae2a7dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっしー - しゅんがでてくるはなしがまたみたいです。応援してます (5月14日 18時) (レス) id: f067335842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらな | 作成日時：2023年5月14日 11時
