.___3 ページ38
side翔太
扉を開けて目に入ってきたのは、なんとも悲惨な光景だった。
部屋の真ん中で倒れ込んで蹲りながら唸り声をあげているひかる。
そのすぐそばで四つん這いになりながら激しく咳き込むふっか。
翔「…っ、、」
倒れたひかるを助けようとしてふっかが無理して動いた、というのは誰に聞かなくとも明白だった。
あいにく、今日はここにいる4人しか家にいない。
俺らが何とかしなきゃ。
翔「涼太はふっかのことお願い！」
涼「わかった！」
ふっかのことを涼太に任せて、俺はひかるの元へ。
照「うぅっ、、」
顔を手で覆うようにして荒い呼吸を繰り返していた。
翔「照、翔太だよ。大丈夫 大丈夫。ちょっと深呼吸してみな。」
体を擦りながらこう声をかけると、深呼吸をしようと頑張ってくれてるのがわかった。
翔「頭、ぐるぐるする？」
こう聞くと、こくっと小さく頷いてくれた。
涼太から聞いた照の様子と照らし合わせてみると、多分寝不足だろうなと思った。
もう、、何があったかわかんないけど、なんで相談してくれないんだよ。。
この家では、涼太やふっかが相談してくれないで有名なんだけど、実は照も全然してくれないんだよね。
この家の大黒柱として弱いとこ見せられないって思っちゃってるのかな。
一応俺からしたら可愛い弟なんだから。
(今でもひかるがデカすぎて、ベットにさえ運べないけども、、汗)
もっと頼ってくれてもいいのにね！
もう、あとでお説教＆お話タイムだな！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 900人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そらな - ゆっしーさん！コメント、応援 ありがとうございます♪ わかりました！ しばらくお待ちください。リクエストありがとうございます！ (5月15日 19時) (
レス) id: c1eae2a7dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆっしー - しゅんがでてくるはなしがまたみたいです。応援してます (5月14日 18時) (レス) id: f067335842 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そらな | 作成日時：2023年5月14日 11時
