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世間がクリスマスと呼ぶ日の二日前。
大「じゃあ今日は、女の子のメイクについてやります。」
慧「授業かよ。」
今日は大ちゃんの家で、メイク講座。
だいたいお前出来んのか。
大「スペシャルゲストをお呼びしております！
どうぞ！！」
そう言うと部屋に誰かがはいってくる。
雄「……あのさ、有岡くん
まじでやめてくんない？」
スペシャルゲストとは高木らしい。
どうも、好意で来たようではない。
大「だってぇ、俺の知り合いでそーゆうの詳しい人高木しかいないんだもん！」
雄「はぁ…
まあいいや。
有岡くんは出てって。」
慧・大「は？？」
雄「有岡くん、驚かせなきゃ。
だから出てって。」
大「あ？うん…」
大ちゃんは高木に言われるとそそくさと出ていった。
雄「さてとっ…
伊野尾くん、本当に女の子みたいで可愛いね！」
ニイッて大ちゃんとは違う笑顔を俺に見せる。
慧「いや…
昨日高木がセットしてくれたから…」
雄「素材が良くないとダメだよ。
伊野尾くんがすごいのっ。」
慧「ほえぇ…」
雄「今日はメイクの練習するよー！
伊野尾くんはナチュラルメイクが似合いそう！
本番、しっかりと有岡くんの彼女にならなきゃね！」
慧「…うん。」
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作者名：Saki | 作成日時：2017年12月3日 0時
