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「ちゃんお願い!!


俺の彼女になって!!」





慧「…ふぇ?


てかうるさい。静かに。」







中学の時からの親友、有岡大貴に久しぶりに会おうと言われ、






カフェに来た。






彼は待ち合わせ時間をとうに過ぎた頃にやって来て、俺を見るなりそう言った。




席に座ってもないのに。






慧「久しぶりも無しかよ!

しかも声が大きいんだよ!!」





大「あ、ごめん。」





周りの目線を気にしながら大ちゃんを席に座らせ、




メニュー表で顔を隠しながらどういう事か聞いた。






大「あのね、


うちの同僚がクリスマスに彼女、彼氏連れてきてパーティーしようって言い始めてさ。」




慧「うん。」





大「そん時、「有岡は彼女いねーよなー笑童顔だしー笑」って笑われたの!!


イライラするでしょ!!」





慧「だから声が出けえよ。」





大「…俺見え張って彼女いるし!!

なんて言っちゃった。」






慧「へぇ〜。




…で、俺に彼女になれと?」






大「まぁ、そーゆうことだよね。」





言いたいことを言ってスッキリしたのか大ちゃんはホットミルクを注文する。






……いや、そうじゃなくて!!!







慧「俺が彼女!!?!?!?」

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作者名:Saki | 作成日時:2017年12月3日 0時

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