ハロー、ボーイ part2

〜ybtk〜 ページ41

以前頂いたリクエストというか、私が書きます！と言っておきながら数ヶ月放置してしまったものをここで消化させていただきたいと思います。


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雄也side



身体中の痛みで目が覚めた。
辺りを見回すと知らない空間で知らない匂いでいっぱいだった。




雄「……！？」




体の自由が効かないと思ったら手足を何かで縛られている。





雄「なにこれっ……！」




力を入れて解こうとするけど出来ない。




？「目が覚めたのかな？」




暗闇からゆっくりと誰かが近づいてくる。





フードを深くかぶり、黒いマスクをしているのでかおがよくわからない。




その代わり、意識を失う前のことを思い出した。





たしか俺は薮くんと一緒に買い物に出かける予定で、待ち合わせをしていたんだ。でも薮くんが見事に寝坊して、仕方ないから待ち合わせ近くのカフェに行こうとした際何者かに殴られて今ここにいる。





雄「誰ですか？何のために。」




？「可愛い子が一人でいるから、ついね。」




雄「……っ」




？「痛めつけたくなっちゃうんだよ。」




するとまたゾロゾロと男たちが現れた。
汚い笑い声がその空間に響く。




俺は全てを諦めるしか無かった。

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