【ONE PIECE】空を行く旅人 (ページ19)

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宴参加？ページ19

紫蘭side

ニューゲートにエース君とは昔あった事があると説明し、久しぶりに二人で話をしている

「それにしても紫蘭、昔と全然変わんねえのな」

『あ…君達には言ってませんでしたっけ、私は不死の一族の出なんですよ
なので年を取りませんし、滅多な事では死にません』

「へー！だからちっこいままなのか」

『言わないでくださいよ人が気にしている事を‼
これでも故郷では背の高い方だったのに…』

「それも凄いな」

まあ、故郷で無いこの海の人々は皆さん背が高いのは良く知っているが…

女性でも188cmや191cmとか、割と普通ですし…

それに比べたら確かに低いですけど…(身長162cm)

『まぁそれは置いておいて、エース君は変わりましたね

身体だけでは無く、心が』

「え…」

『あの頃の君は何というか…荒々しかったり消えてしまいそうだったり、不安定でしたからね

今のエース君は安定しています
良い巡り合わせがあったのでしょうね』

多分、あの兄弟やニューゲート…白ひげ海賊団の人達のおかげだと思いますが

それからはエース君の冒険譚を聞かせて貰い、一段落した頃にはもう夕方だった

『ああ…日が暮れてしまいましたね、そろそろお暇しましょうか』

「え、もう行くのか⁈」

『そろそろ戻らないとツークフォーゲルが機嫌を損ねますから』

…気づいている人もいると思いますが、フォー君はフォー君と呼ぶと嫌がるのでツークフォーゲルと呼んでいます
心の中ではフォー君て呼んでますけどね

「えー」

まだ納得していないエース君を宥めながら甲板に向かう

ガチャッ…バタン

甲板のドアを開けたら、目の前にサッチさんがいました

「いや閉めんな‼」

『すみませんドアを間違えたようで』

「合ってるよ‼甲板だぞ‼」

『じゃあ何で人が集まっているんですか』

見聞色の覇気で人が集まっているのは分かっていますし、会話の内容から大体予想はついてますけど…

「宴だよ‼紫蘭が来たから歓迎の‼」

『帰って良いですか』

「帰んな‼」

「そうだぞ紫蘭も参加しろよ‼」

多分ニューゲートの仕業ですね…！

あれ程騒がしいのは苦手だと言ったのに宴とは…

「参加しろい紫蘭、親父が待ってるよい」

エース君とサッチさんに続いて、マルコさんまで出て来ました…

マルコさんは飛べるから、逃げるのが大変なんです

仕方ないので参加します

フォー君には連絡用の式に説明して貰いましょう