Making of MV 2 ページ39
ティーザー撮影も終わり、次はいよいよMV本編撮影。
スタッフ「まず流れの確認!」
各々が自分のスタート位置につく。
ワンカット撮影のため、リハーサルは入念だ。
スタッフ「まず、歌い出しの葵ちゃんがこっちに来て……」
沙月「私がここから出てくるでしょ、それで……」
リハーサルは順調に進んで行く。
スタッフ「んで、サビ前のAちゃんパートなんだけど、タイミングが難しいんだよねぇ」
A「タイミング早いととそっち側にいる澪おんにとぶつかるし、遅いとサビに間に合わない」
ユナ「うわ、Aパート難っ!私だったら無理!」
A「他人事だな、おい」
ユナ「だって他人事だもん」
A「おんに嫌い」
なんだかんだで最後までリハーサルを終え、何度か練習すると、
次は本番
−−−−−−−−−
〜イントロ〜
葵「ねぇ どうして私に気が付かないの?
沢山の告白も全部断ってるのに」
沙月「あぁ やっぱりあの子が好きなの?
あの子より私のが君に似合ってるでしょ」
−
そしていよいよサビ前、Aのパート
A「綺麗な宝石もプレゼントも そんなもの要らないわ
私にはあなたしかいないの 早くこっちを向いて」
スタッフ「はいダメー。タイミングが遅い!」
A「なんで!?」
スタッフ「もう一回、最初から!」
−−−−−−−−
A「綺麗な宝石もプレゼントも そんなもの要らない、あああああ!!
間違えたああああああ!!」
スタッフ「はーい最初からー」
ユナ「また!?」
澪「待って、私まだカメラに映っても無いんだけど!!」
そう、メインボーカルでサビを歌う澪はAの後のため、Aが間違えるとカメラに映れない。
澪「ずっとセットに隠れてるだけなんだけど!?」
A「ゴメン!おんにゴメン!次は頑張る!」
−−−−−−−−−
A「綺麗な宝石もプレゼントも そんなもの要らないわ
私にはあなたしかいないわ 早くこっちを向いて」
スタッフ「あ、ちょっと遅い」
澪「はああ!?また!?」
本人よりも早く反応する澪。相当暇を持て余している←
A「もうスタッフさん鬼!!!!
今絶対いけたと思った!」
スタッフ「だめ、もっかい」
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柘榴 - 最初の日常編めっちゃ笑いました (2017年10月21日 22時) (レス) id: bed93decce (このIDを非表示/違反報告)
悠琉(プロフ) - エビさん» ありがとうございます!!頑張らせていただきます! (2017年9月11日 18時) (レス) id: 287512228a (このIDを非表示/違反報告)
エビ - 面白いです!!!更新頑張ってください (2017年9月11日 6時) (レス) id: 09045c12f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠琉 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年7月25日 15時