�� ページ4
数ヶ月後の放課後。
わたしは、ダンス部、文哉はバレー部の練習があった。
文化祭でダンス部は公演するため、公演に向けて、練習をしている。
部員数は結構いて、12人。
今回の文化祭では、TWICEの「ＴT」、「CHEER UP」、BLACKPINKの「BOOMBAYAH」、BTSの「FIRE」、乃木坂の「命は美しい」。乃木坂は、乃木坂好きの学年の男子数名からお願いされて全体で踊ることに。
私は全部出ることになっている。
毎年ダンス部の公演は外部からも好評ですごく盛り上がっていて、踊ることは楽しい。
文化祭まで、残り数日。
私たち三年生は、文化祭で卒部となるため後輩も同級生もすごく頑張っていた。
練習が終わり、部員全員で校門まで出ることに。
みんなで帰る？と話していると、後輩が、
「先輩、高橋先輩いるんで一緒に帰った方が良いんじゃないですか？」
と声を掛けられた。
ふと校門を見ると、数名のバレー部員と文哉がいた。
一緒に帰る約束なんてしてなかったし、どうしようかと思ってると、
「文哉、お待ちかねの彼女来たぞー。」
と男子が一言。
「…好きでもないし、彼女じゃないけど、ありがと(笑)」
と返答して、一緒に帰ろ。待ってた。と言ってきた。
心がズキっ。と傷んだ。
でも、断るのも変だと思い、校門で部員達と別れ一緒に帰った。
「ダンス部、今年は何踊るの？」
といつもより少し気まずい雰囲気がある中文哉が聞いてきた。
「TWICEとかBLACKPINKとかBTSとか、KPOP系中心だよ。」
と答える。
いつもより、冷たかったかもしれない。
そう思っていると私の家の近くで尋ねられた。
「なんか怒ってない？？」
その質問に心はボロボロになった。
「………文哉は、好きな子がいるんでしょ？だったら、その子と帰ってくれば良いじゃん…！！」
「へ…？？何言って……」
彼の言葉はそこで止まった。
そう、私の頬が涙で濡れていたのだ。
「もういいよ。幼馴染が心配で守っててくれただけでしょ？どうせ、高校になったら学校も離れるんだし！それが早くなっただけだよ。」
「美結……」
「わたしは大丈夫だから、これからは好きな子送ってあげてよ。」
といい、家に入った。
家に入る前、ちょっと待てよ！なんて言葉が聞こえたけど、急いでドアを閉めた。
(なんで自分が望んだことなのに、なんでこんなに苦しいんだろう…。)
・
高評価、💗お願いします🙇
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やい - IVE所属なのかルセラフィム所属なのか、どっちなのですか？ (1月12日 18時) (
レス) id: 9b345b74b5 (このIDを非表示/違反報告)
suuzuu(プロフ) - 名前変換できるようにしてほしいです！ (7月5日 11時) (レス) id: e0d58ea438 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここあらて | 作成日時：2023年7月2日 15時
