darling１７ ページ17
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そこにいたのは､
にやりと笑う嶺亜くんだった。
「永瀬さんが悪いんだよ
俺をふって、勝利のところにいくから。｣
あたしは､ガタガタと
震える体を引きずりながら
後ろにさがった。
そして携帯をかけようとしたとき
「ねぇ永瀬さん・・・｣
あたしは、しゃがみこんだ
嶺亜くんに顔を掴まれた。
「俺のになってよ｣
ぞっとした。
っだめだ｡
動かない。
近づいてくる嶺亜くんの
顔に何もできず、ぎゅっと目をつぶった。
ﾄﾞｶｯ！！
にぶい音がなって
拘束されていた頭が
自由になった。
「なにしてんだよ。｣
目をあけると、
冬なのに少し汗をかいて
息があがってる勝利くんがいた。
『しょうり、くん・・・』
恐怖で震えるあたしに
駆け寄ってきた勝利くんに
安堵の涙があふれた。
そしてあたしを
ぐいっと引き寄せて
｢もう大丈夫だから｣
とささやいた。
｢まだ話終わってないよ｣
立ち上がった嶺亜くんは､
ふらふらとしながら近づいてきた。
勝利くんは、
くるっと嶺亜くんのほうに振り向くと
聞いたことのないような低い冷たい声で
一言だけいった。
「まじで許さない｣
勝利くんのあまりに
冷たい表情に嶺亜くんは､
ガタガタと震えはじめた。
勝利くんが嶺亜くんの
胸ぐらを掴むと
小さな悲鳴が聞こえた。
『し、勝利くん！！』
口から飛び出しあたしのた言葉に
勝利くんの動きが止まった。
『もういいよ。なにもされてないし・・・』
ﾄﾞｻｯ
｢だってさ｣
勝利くんが崩れ落ちた嶺亜くんに
吐き捨てた。
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彩花(プロフ) - 続きがみたいです！ (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 7fda05ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
まーなん(プロフ) - 夏(なの)さん» ほんまに？(笑) そう言ってくれて嬉しい！！移行したから、そっちもよろしく〜 (2017年9月26日 8時) (レス) id: 48a85f7113 (このIDを非表示/違反報告)
夏(なの)(プロフ) - ヤバいよヤバいよ！(←出川さん？)あぁもう、きゅんきゅんした！青春だねぇ…良いねぇ…。今すぐ紫耀くんに連絡しよう！って思いながら勝利君カッコいいなぁなんて思ってしまった…。 (2017年9月17日 13時) (レス) id: 4baeef7a64 (このIDを非表示/違反報告)
まーなん(プロフ) - チョコ♪さん» ありがとうございます！もうすぐ移行するのですが、そちらもよろしくお願いします！！ (2017年9月17日 10時) (レス) id: fb395177ce (このIDを非表示/違反報告)
チョコ♪ - とても面白いですね！！！ (2017年9月15日 22時) (レス) id: e3b44cf0ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そみん
| 作成日時：2017年2月18日 9時
