関田が1人 ページ3
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「では、ユリ組を担当していただけますか」
「はい！」
今日、あたしが担当するのは5才児の ユリ組らしい。ユリ組の担任の先生に連れられ、小さな教室に入ると、その教室に見あった子供たちが沢山いた。どれもみんな可愛らしい子で、此方が簡単な自己紹介をすれば、目を輝かせてあたしの話に熱心に耳を傾けてくれた。
__よかった。結構、受け入れてもらえそうだ。
そう安心した矢先、少し低めの声が教室内に響いた。
「お前ら、騙されんじゃねー！」
突如、あたしと子供たちの間に、なにかがたち塞がった。あたしと子供の間にあるのは逞しいふくらはぎ。上を見上げれば、そこには、ここの制服をきた パッと見同い年くらいの、体格の歪な男の子がいた。あたしが疑問符をうかべる前に、その人に庇われた園児たちが抗議の声をあげた。
「サトシ邪魔！」
「どけよサトシ！」
ちいさな子供たちに押されて、サトシ(？)くんは おいやられてしまった。サトシくんは少し悲しそうな顔をしたかと思うと、目に水の膜を張った。そして、なにやら小声でぶつぶつといいはじめた。
「お、おまえら、あとでダークサンダーマスターに泣きついてきても、知らないんだからな……。助けてやらないんだからな……」
「うっせーよサトシ！」
「本当に知らないからな！！」
そう言い捨てれば、うわああ、と叫んで教室をでていってしまった。担任の先生に視線を送ると、彼の説明をしてくれた。
彼の名は 関田サトシ。れっきとした5才児らしい。
これが、あたしと彼と出会いだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ベリナイ - ならば良かったです。 (2018年9月17日 18時) (
レス) id: bda104b069 (このIDを非表示/違反報告)
三椏(プロフ) - ベリナイさん» 桜菊兎さんは元気だよ (2018年8月18日 23時) (レス) id: 44e737eac4 (このIDを非表示/違反報告)
ベリナイ - こっ、更新をがっ、頑張って下さい！あまり急かしませんが。 (2018年4月26日 20時) (レス) id: b84193994f (このIDを非表示/違反報告)
ベリナイ - 桜菊兎さん» 裕貴君は四六時中ゲームしてるので、まず占ツクの存在自体知らないと思います。なので安心して下さいｗ (2018年3月29日 19時) (レス) id: b84193994f (このIDを非表示/違反報告)
桜菊兎(プロフ) - ベリナイさん» ありがとうございますー！何も知らないなら本当に良かったでーす！！ (2018年3月27日 23時) (レス) id: 2158c115ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜菊兎 | 作成日時：2017年7月9日 21時
