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4話 ページ5
｢どう？美味しい？｣
小夜｢とても美味しいです｣
初めて食べたのかキラキラした目でお菓子を頬張る小夜。
サクサク音を出しながら食べてるのも可愛い。
蘭丸...みたいだな。
小夜｢...？食べないの？｣
｢あ、いや食べるよ...ようやく敬語みたいなのを抜かしたなぁって思ってさ｣
小夜｢貴方がそうしろと言ったから｣
まあ、会って一日で敬語抜きやら名前呼びやら居座せようとする私って案外危ないヤツ...？
小夜｢...でも、嬉しかった。僕はこの先、居場所なんて存在しなかったかも知れないから。
貴方に拾われて無かったら僕は...ずっと傷だらけのまま...｣
そう、さっきまでは傷だらけだったのに薬を飲ませたらあっという間に傷が無くなったの。
刀と関係しているのかな？
｢私は君に何が合ったかは聞かない。だけど、悩みや相談したい事があったら遠慮なく言ってほしい｣
｢お互いが刀だからね｣
小夜｢...うん｣
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作者名：満月@地獄 | 作成日時：2018年2月4日 1時
