【文豪ストレイドッグス】生きるって...何ですか？３

97話 ページ2

織田side




紺「其れで何時、御祝するの？」


太宰が結婚していると聞いて準備を使用と言い始めたA


「そうだな...三日後でどうだ？」


紺「三日後...ですか、判りました！」


...敬語とタメが混ざっているのが気になるが、まぁ、良いか




然し...何かが変に思えるんだが...


彼の太宰が結婚だぞ？...普段なら心中のお誘いばかりに加え他の女性から逃げ回って居る、彼の太宰だぞ？



横に居るAを見れば何時も貼り付けた笑しかしていないのに



心の底から本当に楽しそうに笑うAを見て太宰が結婚してもしなくても何方でも良いかと思えた




・



「と言う事なので御祝しましょう」


森「うん、突飛過ぎるのだけれど」


今は首領の部屋に居ります...作之助さんは部屋に戻る様お願いしました



「ですから、太宰さんが御結婚されていたのです」


エ「えぇ！？彼のオサムが結婚！？」


矢張り首領やエリス嬢も初めて知ったみたいで...唖然としていました


森「...其れで雪姫さんは太宰くんの妻だと言い放ったのだね？」



うん、？


言い放ったは可笑しいんじゃ...？



「そうです」


首領は少し難しそうな顔をしたが段々と面白そうに笑う



森「まぁ、素敵な夢を魅せようでは無いか...嗚呼、可哀想に...直ぐ消え逝く夢なんかを視るから永遠に囚われて仕舞うのだよ」



...？


「永遠...ですか？」


森「そう...永遠にだよ。...彼女は憐れな姫君なのさ。」



エ「そうね...でも、夢なのだからもう少しだけ魅せてあげましょうよ。何時か目が覚めれば夢は消えていくんだから」

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