虹色 Dialy 。【橙 & 黄】 (ページ7)

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そして放課後。

「よっしゃ！はよ行かな！」

俺は、つまらんかった教室を飛び出して、玄関に向かった。

「～♪」

俺は、鼻唄を歌いながら、靴を履き替えて、中間を待った。

？「あ、桐山くん、！」

「あ？…なんや、中間か。」

振り返ると、目の前には中間が立っとった。

淳「待たせて、ごめんなさい、、」

「別に。ほんなら、行くで。」

俺はそう言うと、中間の腕を掴みｽﾞﾝｽﾞﾝと歩いた。

淳「あ、あの…！」

「ん、なんやねん。」

俺は歩いたまま、相手に返事をした。

淳「どこ、行くんですか…？」

「俺ん家。」

淳「え…//」

中間は、顔を紅くしてる。

「ふ、冗談やわ。アホか。」

俺は立ち止まって、相手にﾃﾞｺﾋﾟﾝをする。

「いたっ…// ですよね…(苦笑
」

「おう。お前は何処行きたいんや？」

淳「ぼ、僕は、本屋さんに、行きたいです…」

「ふーん。じゃあ、行くか。」

「は、はい…！」

俺は相手の手を握って、また歩き始めた。

中間は顔を紅くして、俺にﾄｺﾄｺと着いて来てる。

ほんまにかわええ。濱田には見せたない。

濱田には負けとるかも知れんけど、俺はこいつが好きなんや。

何があっても諦めるつもりはないで。