私は君たちを守る【誰ソ彼ホテル】 (ページ9)

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大外様。ページ9

音子side

私は、大外様を食堂に案内する。

大外「あぁ。ここも雰囲気がいいね。外の夕暮れとマッチしている」

音子「ここの外はいつでもそれですよ。」

大外「そうなのかい？」

音子「はい。朝も来なければ、夜も来ません。」

大外「体内時計がとても狂いそうだ。」

そう言って大外様は、席に着いた。
そうすると直ぐに奇月音姉さんと阿鳥先輩が、やってきた。

阿鳥「ご注文は？」

夢主「何になさいますか？」

大外「……コーヒーを」

結華「かしこまりました。」

そう言って2人は、頭を下げて厨房へ入っていく。

音子(阿鳥先輩と奇月音姉さんは、素早い身のこなしなのにバタバタしてなくてすごい！)

大外「彼と彼女、スタイルいいね。」

音子「阿鳥先輩と奇月音姉さんですか？」

大外「阿鳥さんと、奇月音さんか……羨ましいな。っと、姉さん？って言ったかい？」

音子「はい。女性の方は、私の姉に当たります。」

大外「全然似てないね。」

音子「よく言われます。それよりも時間があるので質問してもいいですか？」

大外「構わないよ。」