ほわいとらんぺいじ。3

◆きっとこの先永遠に。陸 × 樹 ページ1

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マシュマロ リクエスト



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樹 side









北「樹〜」



「…何ですか」



北「最近冷たくね？」



「…そうですか？」



北「冷たいし、何か変」







北人さんのせいです、だなんて言えるわけない。



北人さん…というよりは陸さん、という表現の方が正しいかもしれないが。





今北人さんと話している時に斜め後ろから感じる鋭い視線。



…そこに誰が座っているかなんて見なくても分かる。







北「おーい、樹」



「…っ、！……何ですか？」



北「ほんとに大丈夫？最近樹可笑しいよ」



「…大丈夫です」



北「何かあったら言ってよ？絶対」



「……はい」







直ぐに頷けないのには、色々理由があって。





何かあっても言えないから。



その何か、が北人さんの想像しているものとは異なるから。



北人さんとの会話を聞いている陸さんを、なるべく嫉妬させないようにしたから。










北「…翔吾、やっぱ樹何か可笑しい」



翔「やんな…前より笑わなくなった気がする」







2人が心配そうな顔をして俺の方を見ていることなんて気付きもしなかった。





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