ほわいとらんぺいじ。

◇ ページ15

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壱馬 side









北「嫌いになるわけないでしょ…？壱馬のこと嫌ってたらもうとっくの昔にフってる」



北「…正直今でも壱馬と話すのが怖い、いつか別れよって言われる気がして落ち着けない」



北「それに俺ばっかり好きみたいで…壱馬がほんとに俺のこと好きなのか分かんなくて、やっぱ俺みたいなんじゃダメだったのかなって…っ、思って」







泣きながら話してくれている北人を見ていたくなくて、そっと抱きしめた。



…今度は何も抵抗されなかった。







「俺は北人やから付き合ったんで？…北人が不安なら何回でもちゃんと好きって言うから」



北「…それだけ？」



「え、？」



北「壱馬の思ってること全部…俺に言ってよ、じゃなきゃ俺分かんない」



「…引かん？」



北「引かない、絶対」



「…うざすぎて嫌になるかもしれんで？」



北「ならない」







もうどうにでもなれ、と思って北人の唇を奪った。







「俺北人のことめっちゃ好き、ほんまに好き、誰にも取られたくないし取らせない」



「今までごめんな？…愛してんで、北人」







今まで何を躊躇してたのか。





言ってしまえばもう止まらなくなって。



目の前で耳を真っ赤にさせている北人が可愛くて仕方なくて。





これからはちゃんと北人に自分の思ってること全部伝えなきゃな、と思いながら…2人でベッドに沈んだ。









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うすりきこ様、リクエストありがとうございました！

瑠唯くんと健太くんのお話も次回載せますので楽しみにしていて下さい(*ˊᵕˋ*)





本作品のタイトル、本当は「すれ違いの日々。」でした。

最初からそのタイトルの通りにお話を書いていったはずなんですけど、推敲中にもっと別の表現が良いなと思ったので変えました。笑



いつか「すれ違いの日々。」というタイトルのお話を書くかもしれないです。

その時はまた宜しくお願いします。笑





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