ほわいとらんぺいじ。

◇ ページ21

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健太 side









「翔平、」



浦「っ！け、健太さん、！？」



「めっちゃ惚気るじゃん、かわいーね」



浦「ばっ、」



「…ば？」



浦「な、何でもない！…です」







後ろから声をかけると、俺を見るなり目を見開く愛おしい彼。





いつもより可愛く見えるのは何故か？



…んなもん答えは決まってる。







「陣さん、翔平もらって良いすか」



陣「もらうも何も元から健太のやろ、好きにし」



「あざっす！…翔平、行くよ」



浦「え？何処にですか！」



「んー…秘密、？笑」







秘密にする理由も特にないけど、顔を赤らめる翔平を見れたからオールオッケーってことで。









「しょーへーさーん」



浦「…何すか」



「いつもあーやって俺のこと話してるの？」



浦「…いやそんなことはないです」



「ほんとは？」



浦「……話してる、と思います」



「思う？」



浦「っ、話してます！！」







ソファに座らせて疑問に思っていたことを聞けば何とも可愛い反応を見せてくれて。



それを見てニヤけてる俺はだいぶやばいヤツ。





やっぱ俺には翔平が必要なんだな、と思ったり。



翔平にも俺が必要だろ？…なんつって。





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