ほわいとらんぺいじ。

◆ただの惚気。健太 × 浦川 ページ19

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rikuto様リクエスト

⚠️タイトルで〇平という表記になってしまうのでわざと浦川にしてます



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陣 side









浦「陣さーん、聞いてますー？」



「ちゃんと聞いとるわ！お前さっきから健太の話しかしよらん」



浦「だってかっこいいんすもん」



「はいはい、それも何千回と聞きました」



浦「絶対分かってない！！健太さんの良さが陣さんにちゃんと伝わるまで俺は離しません！」







あー、困ったもんやなぁ。





お酒が入ると自分の恋人の自慢をひたすらしてくる彼。



それさっきも聞いたんやけど？って話を何回も何回もしてきて、そろそろ帰りたいと思い始める俺。





あ、良いこと思いついた。



健太に迎えに来てもらえば俺解放されるんとちゃうか！？





中々の名案や、と思って急いでLINEを開く。







浦「ちょっと陣さん！話聞いてますか！」



「聞いとる聞いとる」



浦「聞いてないじゃないっすか！俺よりスマホなんすか！」



「そーゆーんは健太に言え、俺に言うことちゃう」



浦「そんなん言えるわけないっす！健太さんの反応怖くて無理っす俺」



「…なるほどねぇ」







翔平が素直になれないというなら、この状況を健太に見せてやろう。



そんな意も込めて健太を呼び出した。





健太が来るまでの間も翔平の惚気は止まらず。







浦「健太さんは顔も良くて歌もダンスも上手くておまけに演技もできて…欠点がない人ってまさに健太さんのことなんすよね」



「ほうほう…で？」



浦「そのくせ俺に対しては少しドライな感じで…でも甘えてくる時はほんとにこの人男なの？ってぐらい可愛いんす」



「そんでそんで？」



浦「でもやっぱ何においても健太さんが一番かっこいいんすよ」







…翔平、それ全部健太に聞かれてるで。





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