Next To You【長谷川慎】2

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慎「俺が頼りないだけかもしれないけど…大丈夫じゃない時は大丈夫だなんて言わないで」



「…っ、」



慎「Aちゃんが困ってる時とか辛い時とか、何もしてあげられなくてごめん…これからはちゃんと俺にできることするから」



「…慎くんはいつも私の支えになってるよ」



慎「え？」



「例えどれだけ学校に行きたくなくても、慎くんがいるなら行こうかなって気持ちになるの」







言っちゃった。



ほぼ告白してるみたいな言葉だけど、慎くんはどんな風に受け止めるのかな。







「まだ話して少ししか経ってないけど…いつの間にか慎くんと会うことを楽しみにしてる自分がいるの」



「慎くんはいてくれるだけでいい、欲を言うなら毎日会いたいけど…」



「そう思えるぐらい慎くんは私の支えになってる、だからこうして話聞いてくれてるだけでいい」







私がそこまで言って慎くんの方をちらっと見ると、顔を真っ赤にさせて下を向いていた。





…可愛い。



初めて話した時以来、こういう照れた表情をちゃんと見れてなかったから内心喜んだ。







慎「…あんまり顔見ないで」



「ご、ごめん…！」



慎「人生で一番照れてるかも、今」



「…そんなに？」



慎「Aちゃんにとってはそんなに？って思うことかもしれないけど、俺にとっちゃ叫びたいぐらい嬉しいことだよ」



「そう、なんだ…」







慎くんが照れてるから私まで照れてしまう。



2人して俯いて、変な空気が流れる。





後少しで昼休み終わっちゃうよね…



まだ慎くんの近くにいたい。





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