Episode 5 ページ6
Aside
敵に銃口を合わせる。
そして、敵の動きを読む。
バンッ
自らが放った球は見事に相手の頭を貫通したようだ。
『…ヘッドショットはやっぱり気持ちいな…。』
そこからスイッチが入り、いつものゲーム感覚で敵を殺していった。
体が軽く、近接のほうが自分に合っていた。
そして、物の数分ですべて倒してしまった。
すると、拍手をしながら男はこちらにやってきた。
?「やはりあなたは素晴らしいです。ですが、銃口を降ろしてもらってもいいかな。」
自分が銃を向けているのにもかかわらず男はまだ楽しそうだった。
『なぜこんなことをした。』
?「習うより慣れよ、と思って。あなたはこれからこのような仕事をしてもらうんだよ。」
『ゾンビを倒す仕事か?』
?「まあそんなところだ。」
何言ってんだこいつと思ったが、今の状況じゃなんとなく理解ができる。
あのゾンビはどうやって作ったんだ…?
『あと、もう一つ聞きたいことがある。』
?「なんだ?」
『お前は誰だ?』
これは、聞くタイミングがなかった。
?「はっ、今更かよ。」
ずっと思っていたが、どこかで聞いたことのある声だった。
?「それは秘密だ。」
その瞬間からだ全身の力が抜け、気を失ってしまった。
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作成日時:2018年2月11日 17時