【実況者】大好き、先生。【フジ】 (ページ19)

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「そういえばさ、Aちゃん。」

「何ですか？藤井......フジ先生。」

「この前の映画楽しかったね。」

「え、あ、はい!そうでしたね!」

「また皆で遊びたいね。」

「そうですね。今度は映画やゲーセンとは違う所に行きたいです。」

「そうだ、今度はAちゃんとゲームしたいなあ。」

「え!？わ、私とですか！？」

「うん、ゲーム一緒にしたいな!......あ、キヨもゲーム大好きなんだよ!!キヨも連れていこうかなー。」

「キヨって......清川先生ですよね？」

「あ、そうそう!キヨもゲーム好きなんだよー!!......でも3人で出来るゲームってなかなかないよね。」

「美紅とか、連れてきたらどうですかね。」

「あ、いいねー!!この前遊んだメンバーになっちゃったね!!」

「でも美紅もゲーム好きなんで楽しんでくれますよ！......あ、ここで大丈夫です。」

「あ、家ここら辺？」

「はい、そうです。フジ先生、送ってくれてありがとうございました！」

「うん、じゃあまたね。おやすみなさい。」

車が完全に見えなくなった所で私は力が抜けた様に道路に座る。

ゲームついて話してるフジ先生がとても楽しそうに、無邪気に笑っていた。
その笑っている声が、ミラー越しに見える笑顔が素敵で。

また先生を一つ好きになった。