【実況者】大好き、先生。【フジ】 (ページ14)

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「へへへ...」

「Aちゃーん、声に出てるぞー」

「...え!？出てましたか!？すみません!!」

部活中に先生のことを思い出してしまった...。
声が出ない訳がないよねっ!!

「ということで、再来週の校外撮影はどこに行きたい？」

今は再来週の校外撮影の場所を決めてる途中。

ちなみになんだけど、写真部の皆さんは私が藤井先生のことが好きなのを知ってます。
何ででしょうね。
私が毎日藤井先生の魅力について語ってるからでしょうかね。
不思議ですね。

結局今度の校外撮影場所は海となった。

そこで今日の部活はお開きになったのだが、

「Aちゃん、鍵締めたいから早く部室から出てー!」

「こーすけ先輩、ちょっと待ってください...!家の鍵が見当たらないんです...。」

「え、大丈夫か？一緒に探そうか...と言いたい所だが今日は用事があってだな...」

「あ、今日用事あるんですか!？...鍵は私が締めますから、こーすけ先輩先帰っていいですよ!」

「いや、部室すげー散らかってるから探すの大変そうだし......。しょうがない、ちょっと人呼んでくる!じゃあね!」

「ちょ、ちょっと待ってください!1人でも大丈夫ですよー!!!!」

と言ったが、こーすけ先輩走って行ってしまった。
ほ、ほんとに1人で大丈夫なのに...!
家の鍵って言っても家には家族が居るから明日でも探せるからそんな今日中じゃなくてもいいんだけどな...。