全員送っていきます！ ページ10
貴方side
今は放課後で優くんと生徒会室に向かっています。
『待って優くん！私が扉開けます！』
石「あーもう僕はツッコまないぞ」
『ドアを開けるくらいスマートにできるさ、英国紳士としてはね』
石「純日本人が何言ってんだよ…」
白「ああ、2人ともお疲れ」
「『お疲れ様です』」
白「来てもらって悪いんだが今日はもう終わろうかと思ってな。これから天気も悪くなるみたいだし」
藤「じゃあ私おうちに連絡してきまーす」
『じゃあ集を呼びましょうかねー優くん乗って行きませんか？」
石「あーじゃあたのもうかな。傘忘れたし」
『会長と四宮さんは大丈夫ですか？』
四「今日は運悪く家の車の調子が悪いみたいで…歩いて帰ろうかと」
白「まあ俺も今日は電車で来たし普通に歩いて帰るかな」
『それは危ないです！雨の日は証拠残りにくいんですから！』
石「お前は日本の治安をなんだと思ってるの？」
『決めました！全員送っていきます！』
四「え…(会長と一緒に帰るために準備してたのに！この子奇想天外すぎて掴めなさすぎるわ…)」
『じゃあ一緒に待ちましょう！』
10分ほどして集が昇降口まで来てくれた。
集「お嬢様、お待たせしました。石上様と四宮様、白銀様ですね。お嬢様から伺っております。どうぞ車の方へ」
『ありがとう集！あ、皆さん！ちょっといいですか⁉』
白「ん？どうした道明寺広報」
『私優くんの隣に座りたいので四宮さんと会長隣同士でいいですか？』
白/四「「え⁉」」
四宮さんと白銀会長は一緒に帰りたかったみたいだし隣同士になってもらいましょう！！
石「なんか楽しそうだな」
『レディーの願いは叶えてあげないといけませんから』
…英国紳士としてはね！！
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作成日時：2020年2月21日 17時
