Daily youth. 2

◎デート ページ6

「A〜？」

『はぁーい、かずまさんだあ、、』

壱馬「ははっ、眠そうやなあ」

『ん〜、今日壱馬さんも朝早かったじゃないですかあ〜、、』

壱馬「俺はちょっと寝やんくても大丈夫やから」





壱馬さんてなんでこんなカッコイイの、、？
弱点ないじゃん、、。


私なんて眠くて目開いてないし、頭フラフラしてるし、おブス極まりないのに。




壱馬「眠いから、今から俺とデートは嫌？」

『っ！いきたい！』

壱馬「おお、目覚めた？(笑)」






壱馬さん忙しいから、デートのお誘いなんて久しぶりすぎて、ぼーーーっとしてた頭も一気に覚めちゃった。




壱馬「俺の家でいい？今日おかんおらんねんけど、」

『久しぶりに壱馬さんのおうち行きたいっ、、！』





お母様に会えないのは寂しいけど、壱馬さんのおうち、雰囲気とか全部全部だいすきなの。




壱馬「遅いし、、お泊まりする？」

『するっ！！』

壱馬「ふはっ、可愛いなほんま」




じゃあ行こかと私の手を引いてくれるあたりジェントルマン。

夜やから、怖いの嫌やろ？って、優しすぎませんか、、、惚れますよ私、、。






壱馬「何食べたい？」

『壱馬さんの作ってくれる料理がいいです！』

壱馬「俺料理そんなしーひんで？」

『ふふっ、だからこそじゃないですか〜、彼女さんくらいしか壱馬さんの手料理食べれないなら私が食べたいです』

壱馬「じゃあ、Aだけかな、俺の手料理食べれんの」

『そんなこと言われたら好きになっちゃいますよ〜』

壱馬「本望ですけど？」

『やだ壱馬さん慣れてる。』






慣れてへんわあほって可愛い笑顔を見せる壱馬さん。

RIKUさんや、北人さん、樹さんもこうやって女の子扱いしていじめてくるけど、壱馬さんは大人っぽすぎて本気で照れちゃう。






壱馬「はい、どうぞ」

『お邪魔しますっ！』




手洗ったらソファ座っときーと言って台所に入っていった壱馬さん。


ソファでケータイをいじってると、樹さんからいまどこいる？って通知。

今壱馬さんのおうちです。って送ったら、すぐに既読がついて、泊まるの？って。

心配性か。(笑)






返事を打ってる最中に、樹さんから電話が。


『もしもし』

樹「帰るの？」

『今日はお泊まりさせてもらいます！』

樹「、、無防備なとこみせんなよ」

『壱馬さんだもん』

樹「男はみんな一緒だから」

『樹さんみたいにムッツリじゃありません』

樹「壱馬さんはガッツリでしょ」

『わー、言っとこ〜！！』

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