Daily youth. 2 (ページ26)

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私と数秒目があって、その後に動き出した昂秀の脳。

昂秀「今何時！」

『10時』

昂秀「なんでベッドにいるの！」

『昂秀が引きづり混んだんでしょ！』

昂秀「やばいもう30分以上の遅刻じゃん！もっと早く起こしてよ！」

『ずっと起こしてたよ！』

ドタバタと洗面所に走って行く昂秀。

ほんと、ポンコツなんだから、、。(笑)

昂秀「出来た！行くよ！」

『行くよって私待ってたんだけど(笑)』

昂秀「ほら！」

タクシーハザードで停めてもらってるって言ったら、神様なの？って目きらきらさせた言われた。

2人で走ってタクシーに乗り込むと、はあっと大きい息が揃う。

昂秀「うわー、やらかしたわー、」

『プンプンだよみんな』

昂秀「、、まじ？」

『バンドメンバーさんとも合わせあるしー、』

昂秀「もうそれ以上言わないで、、」

『うそうそ！(笑) 前回行き詰ったままのセトリ改善とバミリの調整、パフォーマーの通しだよ(笑)』

焦る、やめて、、って頭を抱える昂秀。

さすがにバンドメンバーさんにまで迷惑はかけられない。

まあ、ダメだけどね？遅刻自体。(笑)

『ほら、謝りに行くよ〜』

昂秀「入りたくない、、」

『もうごちゃごちゃ言わない！ほら行くよー！』

昂秀の手を取って連れてきましたー！と言えば、

お、やっと来たと全員がこっちをむく。

昂秀「ほんとに、すみませんでしたっ、、！」

陣「まじで気をつけや」

昂秀「はい、」

ずーっと頭を下げてる昂秀にみんなが眉毛を下げる。

困ったやつだけど、愛くるしいんだよね、(笑)

『あの、援護という訳じゃないんですけど、

昨日昂秀が曲作って龍ちゃんがMPCして、、って案出てたじゃないですか、その曲を夜遅くまで作ってたんだと思います。だから今回は頑張ったってことにしてくれませんか？』

昂秀「なんで知って、、」

『ん？パソコンの前に広がってたから(笑)』

LIKIYA「早速動いてくれたのは助かる。今日はAに免じて大目に見るよ(笑)」

昂秀「ありがとうございますっ！！」

じゃー始めるぞーって声が飛び交う中、昂秀に正面から思いっきり抱き締められた。

昂秀「マジでありがとう」

『ふふっ、こちらこそ。お疲れ様』

2人でふふって笑っていれば、たまたまギター組が帰ってきて、なんでイチャイチャしてんのって問い詰められました。

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